ハーレーダビッドソンのEVは日本向き? 新モデル『LiveWire Del Mar』とは
ハーレーダビッドソン(Harley-Davidson)といえば、大排気量のエンジンで重厚な金属の塊を転がす典型的なアメリカのバイクをイメージする人が多いだろう。しかし、スピンオフした電動バイク(EV)ブランドLiveWireは一味も二味も異なり、新モデル『LiveWire Del Mar』の2023年リリースも視界に入ってきた。
同社別モデル『LiveWire One』はGPSや音声認識機能を搭載し、BluetoothでiPhoneやAndroidと接続可能なため、『LiveWire Del Mar』にも同様の機能が備わっている可能性があるとみていいだろう。
2019年に発売されたLiveWireのオリジナルは29,799 ドル(約418万円)から。分離後の1モデル目となったLiveWire Oneは21,999ドル(約308万円)からと、ともに高額だった。
そこで『LiveWire Del Mar』では価格をさらに下げた15,000ドル(約210万円)からになるといわれている。
また、『LiveWire One』と同じArrowプラットフォームを用いて開発コストを圧縮。価格を抑えるための努力は、仕様からもうかがえる。
モーターは『LiveWire One』が105馬力なのに対して『LiveWire Del Mar』は80馬力。パワーは落ちるがボディの軽量化をはかっているため、走行性能への影響は限定的となるはずだ。
重量は、『LiveWire One』が562ポンド(255kg)なのに対して、『LiveWire Del Mar』 は441ポンド(200kg)以下になると伝えられている。
時速60マイル(時速96km)までの加速には、『LiveWire One』より0.5秒長い約3.5秒を要し、最高スピードも、『LiveWire One』の時速110マイル(177km)より抑えていると見られている。また、航続距離は100マイル(約160km)となっているため、長距離移動にはあまり適さない可能性がある。
『LiveWire One』では趣味や週末のツーリングを楽しむライダーをターゲットにしていたが、『LiveWire Del Mar』は都市部での通勤という乗り方を想定している。これは街乗りが中心の日本にもピッタリなはずだ。
(source)
https://www.slashgear.com/990758/10-coolest-features-of-harley-davidsons-new-livewire-electric-motorcycle/
https://www.livewire.com/delmar