約3400万円の超高級EVスーパーセダン『Lucid Air Sapphire』が予約受付を開始

　米国のEV（電気自動車）メーカー、ルシード・モータース（Lucid Motors）は8月23日、新モデル『Lucid Air Sapphire』の予約受付を開始した。

　ルシード初のトライモーターEVで、ツインモーター・リアドライブユニットとシングルモーター・フロントドライブユニットに合計3つのモーターを搭載。あわせて1200馬力あり、前輪側だけで670馬力もある。

　時速60マイル（時速96km）まで2秒以下、時速100マイル（時速160km）まで4秒以下で加速。0.25マイル（約402メートル）を9秒以内に疾走する。そして、最高スピードは時速200マイル（時速320km）を超える。

　ルシードは、まだ正確な航続距離を明らかにしておらず、今後の発表を待つことになる。

　コンポーネントの数に限りがあるため限定生産となっており、サファイアブルーの一色のみ提供される。価格は249,000ドル（約3400万円）で、2023年に納車予定だ。

　同じく3つのモーターを備える高級セダン『Tesla Model S Plaid』と近い走行性能だが、『Lucid Air Sapphire』は最高速度に到達するまでの時間が大幅に短くなっているという。

　価格は『Model S Plaid』の135,990ドル（約1800万円）と比較すると『Air Sapphire』は2倍近くする。やはり希少性がある分、値段も高くなるのだろう。

　ブランド名は、空を飛ぶような速さで風を切り裂くサファイアを連想させる。まるで宝石のような、超レアな車を所有し運転。この優越感に浸る体験は格別のものだろう。

（画像＝YouTubeより）

（source）
https://cleantechnica.com/2022/08/24/lucid-air-sapphire-promises-eye-watering-tesla-thrashing-speed/
https://www.slashgear.com/971032/lucid-air-sapphire-takes-on-teslas-plaid-with-a-1200-horsepower-electric-monster/