ニトリのハンディファンはモバイルバッテリー付き! 風量&充電容量を検証
外出時にバッグに忍ばせておきたいハンディファン。いつでも使える暑さ対策の必需品だ。充電式のハンディファンも数多くあるが、モバイルバッテリーとして使えるタイプも登場している。ニトリの『モバイルバッテリー機能付き充電式ハンディファン』だ。ファンとしての使い心地だけではなく、モバイルバッテリーとしてどの程度使えるのか、早速試してみよう。
ニトリの『モバイルバッテリー機能付き充電式ハンディファン』
『モバイルバッテリー機能付き充電式ハンディファン』の付属品は充電用USBコード、充電スタンド、ストラップの3つだ。サイズは幅105×奥行38×高さ233mm(充電スタンドを含まず)。一般的なハンディファンとほぼ同じサイズと言えるだろう。
本体は使う前に充電をする必要がある。USBプラグを充電スタンドか本体の側面にあるUSBポートに差し込んで充電をする。充電時間は約3.5時間で、連続使用時間は風量が最も強い状態で2.5時間、最も弱い状況で7.5時間。
『モバイルバッテリー機能付き充電式ハンディファン』の特徴の1つは、本体部分がモバイルバッテリーとなっていること。一般的なハンディファンにはない機能で、例えばスマホの充電が必要になった時にさっと使える。ファン部分とモバイルバッテリー部分は切り離して使うことになる。内臓電池容量は2500mAhだ。
風量や音は?
風量は5段階で調整が可能。風量ランプを押すごとに、風量が上がっていく。ハンディファンなので顔の近くで使うことになるが、風量1でも風が強いと感じる。風量2、風量3は髪の毛がなびくくらいの風量。風量4、風量5になると風は強く、猛暑の屋外で使うイメージ。
またファンが回る音は思いのほか大きく、特に風量5は音が響くので、図書館やカフェなど静かな場所で使うのはおすすめできない。
折りたためないのはちょっと使いにくい
ハンディファンは、メーカーによってはファンの部分が折りたためる製品もある。そうするとデスクに置きやすくなるのだが、『モバイルバッテリー機能付き充電式ハンディファン』はバッテリーと接続するため折り曲げることができない。手で持って使うか、充電スタンドで立てて使う、あるいは何かに立てかけてデスクの上で使うことになる。わざわざスタンドや立てかけるためのものを置かないといけないのは、少々使い勝手が悪いと感じてしまった。