ニトリのハンディファンはモバイルバッテリー付き! 風量&充電容量を検証
モバイルバッテリーとしての機能は?
ファンの部分を外すとてモバイルバッテリーとして使える。実際どのくらい充電ができるのか検証してみることにしよう。
フル充電にした状態で、充電が切れているスマホ(iPhone 8)に接続する。
スマホの状態によっても異なるが、今回はスマホの充電67%のところでモバイルバッテリーの充電が切れてしまった。スマホの充電を100%にすることができないので、ピンチの時にその場を乗り切るために使う、予備のモバイルバッテリーというイメージではないだろうか。
ニトリの『首掛け充電式2wayファン』と比較
ニトリには『首掛け充電式2wayファン』もあるので、これと比較をしてみよう。まずは風量から。『首掛け充電式2wayファン』は風量の調整は3段階で、『モバイルバッテリー機能付き充電式ハンディファン』の方は5段階だ。実際に使ってみると、『首掛け充電式2wayファン』の風量1と、『モバイルバッテリー機能付き充電式ハンディファン』の風量2が同じくらいだった。最大風量を比べると、『首掛け充電式2wayファン』の方が強く、全体的に『首掛け充電式2wayファン』の方が風量が強いと感じる。
バッテリーに関しては、『首掛け充電式2wayファン』はフル充電まで約6時間かかるが、最も弱い風量で約9時間、最大風量で約2.5時間使うことができる。『モバイルバッテリー機能付き充電式ハンディファン』は前述した通り、充電時間は約3.5時間で、連続使用時間は風量が最も強い状態で約2.5時間、最も弱い状況で約7.5時間だ。速くフル充電にしたいならば『モバイルバッテリー機能付き充電式ハンディファン』、強い風でできるだけ長く使いたいならば『首掛け充電式2wayファン』となる。風量弱で使うならば、『モバイルバッテリー機能付き充電式ハンディファン』の方が良いだろう。
『モバイルバッテリー機能付き充電式ハンディファン』は扇風機としても使えるし、モバイルバッテリーとしても使えるので外出時に持っていると安心だ。ただスマホをフル充電させるのは難しいので、「とりあえず充電」という時に使うものと認識していると安心だろう。一方で冬になれば本体のモバイルバッテリーだけでも使えるので、1年を通して出番があるアイテムと言えそうだ。