量産セダン世界最速! EVなのにエンジン音がする『Dodge Charger Daytona SRTコンセプト』発表

『Dodge Charger Daytona SRTコンセプト』発表

 アメリカの自動車ブランドDodge(ダッジ)がこのほど『Dodge Charger Daytona SRTコンセプト』を発表した。

Dodge | Speed Week Day 3 | Next Gen Muscle

 なんといっても興味を引くのは、EVながら特殊な排気サウンドシステムにより、本格的なエンジン音がすることだ。キャビン内のスピーカーシステムで人工ノイズを増幅させるのではなく、教会のパイプオルガンの原理にヒントを得たチャンバー排気システムを採用している。

 オリジナルの『Dodge Daytona』は1970年にNASCARトラックシリーズで、時速200マイル(約322km)を最初に突破した車だ。それにちなんで『Dodge Charger Daytona SRTコンセプト』と命名されているだけに、走行性能も本物だ。

 その名にふさわしく、Dodgeは新たに800V Banshee推進システムを採用。現在「世界最速の量産セダン」とされる『Dodge Challenger SRT Hellcat Redeye』(797馬力)と同等のパワーがあるという。

 発表に先立つ声明の中でTim Kuniskis氏は「『Dodge Charger Daytona SRTコンセプト』は、パフォーマンスゆえに存在し得るのです」と自信のほどを述べていた。

 『Dodge Charger Daytona SRTコンセプト』はシンプルな外観ながら、さまざまな最新機能を備えたドライバーのためのインテリアになっている。その目玉は12.3インチのスクリーンで、まるでコックピットのような感覚だ。また、車のフロアは、カーボンファイバーでコーティングされている。

 Dodgeは間もなく登場するエントリーレベルの同社初となるEV(電気自動車)『2023 Dodge Hornet』について明らかにした際に「Dodgeにとって電撃的な(電気の)夏になる」としていた。これは『Dodge Charger Daytona SRTコンセプト』のことをほのめかしたものだったという。

(source)
https://www.thecarconnection.com/news/1136882_5-fast-facts-about-the-dodge-charger-daytona-srt-electric-car-concept
https://www.slashgear.com/969596/dodge-charger-daytona-srt-concept-teases-electric-muscle-cars-to-come/
https://www.designnews.com/automotive-engineering/dodge-charger-daytona-srt-banshee-promises-demonic-speed

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