GM、4000万円以上の高級EV車を数量限定販売か “走るコンピューター”とされる豪華なシステムとは?
米国の自動車メーカー、ゼネラルモーターズ(GM)は7月22日、新型EVセダン「キャデラック・セレスティク」(Cadillac Celestiq)の情報を一部発表した。
キャデラック・リリック(Cadillac Lyriq SUV)に続く2番目となるGMの高級EVで、ボディの外観といった類似点を見ることができる。ちなみにデザインは、1957年型Eldorado Broughamなどのクラシックカーをインスピレーションにしているという。
2023年後半までに生産を開始し、販売価格は30万ドル(約4000万円)以上になるという。簡単に手が出せる金額ではないが、自宅の新築をあきらめれば、買えないこともないだろう。
セレスティク車内のフロントキャビンには、55インチのスクリーンなど、5つのLEDインタラクティブ・ディスプレイを備える豪華な仕様。まるで“走るコンピューター”だ。なお、次世代型の先進運転支援システム(ADAS)である「Ultra Cruise」により、大半の状況で自律運転が可能だ。
全輪駆動の電動パワートレインが標準装備され、ゼネラルモーターズのUltiumバッテリー技術を使用。航続距離や走行性能など、他の技術的な詳細は今後の公開を待つことになる。
GMは、アメリカ自動車産業の中心地であるミシガン州デトロイト郊外の技術センターに8,100万ドル(約110億円)を投資し、手作業によりキャデラック・セレスティクを数量限定で製造する。
「限定販売」と言われると、余計に欲しくなるのが人間の性だ。キャデラック・セレスティクのお宝化は、必至といえるだろう。
(source)
https://www.cadillac.com/show-car/celestiq
https://www.caranddriver.com/news/a40310718/cadillac-celestiq-concept-revealed/
https://www.cars.com/articles/cadillac-celestiq-ev-a-high-tech-high-end-electric-fastback-452000/
https://www.cnbc.com/2022/07/22/heres-what-cadillacs-new-300000-electric-sedan-will-look-like.html