人気YouTuberたちに身の危険? ストーカー疑惑や襲撃事件の報告動画が相次ぐ
8月3週目は東海オンエア・てつやと元AKB48の峯岸みなみの結婚というビッグニュースが舞い込んだ。その一方で、きりまるやヒカキンは身に危険を覚える出来事に直面。特にヒカキンの襲撃事件においては大きく報道されることとなったが、きりまるには一体何が起こっていたのか……。YouTubeの急上昇にランクインした動画から、YouTuberたちに起こった出来事をおさらいする。
YouTuberたちが盗撮や尾行、自宅への突撃など迷惑行為に悩み、注意喚起の動画を投稿するケースが後を立たない。今回は人気女性YouTuberのきりまるが、投稿した動画でストーカー被害にあっている可能性に言及し、状況と心境を明かした。
きりまるは動画に先駆け、Instagramのストーリーズにて身に覚えのない紛失防止タグから通知が届いたことを明かしていた。紛失防止タグとは、鍵や財布など身の回りの物につけ、タグをつけておいた物を紛失した場合、GPSやBluetooth機能を通して場所を検知し、スマートフォンに通知を送ってくれるというもの。忘れ物が多い人にとっては便利な紛失防止タグだが、住所の特定やストーカーなどに悪用される事例が海外で報告されていることもあり、ファンからは心配の声があがっていたのだ。
そのストーリーズは、万が一のことを心配した複数の視聴者がきりまるに削除するよう勧めたことから、きりまるが削除。動画が投稿された8月17日の時点ではすでに見られない状態になっていた。きりまるは動画内で、紛失防止タグについて「そもそも持ってないし、そういうの買ったことない」と、心当たりがないと発言。しかし、「現在、この持ち物の所有者はあなたの現在地を見ることができます」と記載された通知がきたことを画像付きで明かすと、「めっちゃ怖くて」と、胸の内を吐露した。
なぜ通知が届いたのか、その真相はわからないそうだが、きりまるによると、問題の紛失防止タグは所有者の半径60mにいると認識されるシステムになっているという。そのため、きりまるはその所有者を「もしかしたら隣の家の人かも」と推測し、動画撮影時点では通知が届いた以外は問題は起こっていないことから、様子を見ていると述べていた。
これまで怖い思いをしても、嫌なことがあっても乗り越えてきたきりまるは、YouTuberのなかでも何事もポジティブに捉えている印象が強い人物だ。今回もきりまるは、かなり前向きに考えるようにしているようだが、相手が悪意を持っている者なのか、ご近所さんかはまだわからないため、不安を感じていることだろう。
ヒカキンについては8月14日、出演していた「オールスター大運動会@代々木競技場」のステージ上で、傘をさした不審者の男と接触。ヒカキンの肩に手を回したその男は、マイクを奪い取るなどした。幸い、ヒカキンやスタッフ、観客からケガ人は出なかったが、そのショッキングな出来事の一部始終は瞬く間にネット上で拡散された。
ヒカキンは後日、YouTubeで行った配信で、この事件について説明を行った。ヒカキンは、今回の出来事を「一生忘れることはできない」と話すも、「メンタルのほうも大丈夫です」と気丈に振る舞っていた。安倍晋三元首相の襲撃事件からまだ時間が経っていないだけに、ヒカキンだけでなく多くの人々がヒヤっとした出来事だったことは間違いないだろう。
今ではその人気から、華やかな生活ぶりが注目されているYouTuberたち。ヒカキンのように発信力があるからこそ、ターゲットとなってしまう辛いケースもあるが、きりまるのケースについては、YouTuberのように表立って活動する者だけに起こるものではない。辛い出来事や不安な出来事も動画を通して視聴者に発信してくれるYouTuberたちがいるからこそ、将来的に防げることもあると感じさせる動画だった。
出典:
https://www.youtube.com/watch?v=B5c0gxo7vDk
https://www.youtube.com/watch?v=p4qzvq_5g3I