人気YouTuberの大型コラボに反響続出　ヒットの理由を東海オンエア×スカイピースらの動画から考える

　8月2週目は、東海オンエアやきょんくま、サワヤンチャンネルから投稿された大型コラボ動画がYouTubeの急上昇ランキングに登場。彼らのコラボ動画がなぜトレンド入りし、ファンから高く評価されたのか、その理由に迫ってみた。

　東海オンエアはこの週、毎年恒例になっている「寝たら"即帰宅"の旅！」の3本が急上昇にランクイン。今年は「大型アップデート」と銘打ち、スカイピース、まあたそ、かすからなる「青春しゅわしゅわクラブ」（以下：青ラブ）も企画に参加した。しかし、一部の東海オンエアファンから、「6人のわちゃわちゃ感が見たかった」などのコメントが殺到。そんなことはメンバーたちの想定通りだったようで、動画内でかすは、「（視聴者に）怒られちゃうよ。東海の画が見たいのに……」というコメントが書き込まれることを心配している様子を見せていた。

　1本目が公開されると、その心配は的中。視聴者の反応を見たてつやは、Twitterに「コンテンツが充実するにつれて全員を満足させることはどんどん難しくなってはいくし、僕も東海オンエアが好きだからこそ色んな意見に共感できますが、参加した僕ら自身は、凄く楽しかったです！！！！！」と投稿。しばゆーも「皆様からの愛ゆえの御意見、勉強になります　感謝と謝罪を。。。」とツイートし、ファンの気持ちに寄り添いながらも、理解を求めた。

　企画開始時に青ラブの参戦を知っていた東海オンエアのメンバーは、虫眼鏡とりょうの2名。マンネリ化してきた企画に変化を求め、青ラブの起用を進めたふたりにも当初は辛口な意見が寄せられたが、メンバーが批判に対してコメントしたことで、新しい動画が投稿されるごとに視聴者の心境も変化。体力的にもハードな企画に参加した青ラブに、温かいコメントが寄せられるようになった。ネガティブな意見にも誠実に対応した東海オンエア。これこそ、今回の動画がいつも以上に注目された理由だったのではないだろうか。

　きょんくまはというと、フィッシャーズとプリッとchannelとのコラボ動画が急上昇入り。現在、コラボマンス中のプリッとchannel・あごキングとSasukeとともに、フィッシャーズ・シルクロード宅で人狼隠れんぼを繰り広げ、大きな反響が寄せられた。この動画が話題を集めた理由のひとつは、きょんくまとフィッシャーズのコラボを心待ちにしていたファンが多かったことにある。そこにプリッとchannelが加わったことで豪華コラボが実現し、ファンの動画に対する熱量がアップしたようだ。

　今回の人狼役は、きょんくま・きょんと、フィッシャーズ・ンダホの2名。きょんに関しては騙すことがうまかったことや、視聴者に途中まで人狼であることが明かされない編集方法がとられたことで、かなりの関心が集まった。人気の人狼ゲームを隠れんぼでアレンジしたアイディアと、処刑されたメンバーたちの癖の強い表情もファンの心をガッチリと掴んだ要因になった。同動画については、視聴者も一緒になって人狼を探るというエンターテイメント性が非常に高いコンテンツだったことも、高評価に繋がった理由と考えられる。