ハンバーグ師匠、約15年乗った愛車「クライスラー」にお別れ 自らの手による“最後の洗車”動画が切ない

 “ハンバーグ師匠”ことスピードワゴンの井戸田潤が、約15年間乗り続けた「クライスラー・300C」を手放した。

 二台、三台持ちが当たり前の車好きを除き、一般的なカーユーザーにとって新しい車との出会いは、これまで乗っていた車との別れを意味する。8月5日にYouTubeチャンネル「ハンバーグ師匠チャンネル」で公開した動画にて「BMW 330ciカブリオレ」の購入を報告している井戸田もまた、長年の相棒との別れを避けることはできない。

 8月19日に投稿した「【報告】ハンバーグ師匠が愛車を手放します。」と題した動画で井戸田は、およそ15年前に新車で購入した「クライスラー・300C」をリセールするにあたって、最後の洗車を行うことになった。

 苦楽を共にしてきた愛車を前に井戸田は「色んな思い出が詰まっています」とつぶやき、15年前に購入した経緯について語り始めた。当時、芸人としての仕事が軌道に乗り始めた井戸田は「生意気にもベントレーを買おうと思っていた」という。しかし、ベントレーの価格は2000万円以上。さすがに手が出ず諦めていたものの、美容院に置いてあった車雑誌に掲載されていた「クライスラー・300C」を気に入り、買うことにしたようだ。同車を見初めた理由は、車体前方に憧れの車を彷彿とさせる「ベントレーグリル」を純正で搭載していたためだという。

 このようにベントレーの代用品として入手したクライスラーだったが、15年も乗り続けていたら愛着が沸くもので、何より、いたるところに思い出が染みついている。トランクを開けた井戸田は「これすごくない?」と言い、長女が小さい時に使っていたというチャイルドシートとピンクのブランケットを取り出した。「俺、これ出てきた時『うわぁ!』ってなっちゃって……」と切なげな表情を見せた井戸田は、「……そんな車を今から洗車します」と感傷を断ち切るように愛車にホースで水をかけていった。

 しかし、思い出話は尽きない。井戸田は「はじめてこいつを買って納車した日に細いパーキングに入れたのよ」と述懐。この時、駐車場に停めて車から降りようとしたところ、先に降車して待っていた当時の妻である安達祐実の結婚指輪に扉がカチンと当たってしまったらしい。その時、井戸田が「大丈夫か!?」と車のほうを心配したために、安達から激怒されたようだ。井戸田は「それが一番思い出深い」と懐かしみながら、せっせと車体を拭いていた。

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