ハンバーグ師匠、高級外車を納車 車選びにも表れる独特のセンス

 “ハンバーグ師匠”ことスピードワゴンの井戸田潤が、新車の納車をYouTubeで報告した。

 8月5日に「ハンバーグ師匠チャンネル」で公開された「車買いました! 12年ぶりにハンバーグ師匠が決断 【日本一のガレージ】」と題した動画にて井戸田は、単刀直入に「車買いました。納車です」と伝えた。選んだのは、シルバーメタリックのボディが印象的なオープンカー「BMW 330ciカブリオレ」。井戸田は最近まで「クライスラー・300C」をマイカーとして愛用していた。

車買いました! 12年ぶりにハンバーグ師匠が決断 【日本一のガレージ】

 同車を購入する12~13年ほど前、彼は「BMW 330ciカブリオレ」のボディカラーがホワイトのモデルを契約していたという。しかし、いよいよ購入手続きに入ろうかというタイミングで、相方の小沢一敬もBMWのオープンカーに乗り始めたのだとか。「コンビ揃ってBMWのオープンカーに乗るってどうなの?」。そう考えた井戸田は「BMW 330ciカブリオレ」の購入を断念。代わりに「クライスラー・300C」を入手するに至ったそうだ。

 そんな13年越しの恋人と、井戸田は先日、たびたび出演する中古車検索サイト「グーネット」公式YouTubeチャンネルのロケで訪れたガレージにてたまたま再会を果たした。オーナーからは「売り物ではない」と言われたものの、何とか熱意を伝えた結果、納車に至ったらしい。

 そこまでしてこの車が欲しかった理由は何なのか。何でもこの車は「ちょっとモノが違う」「日本では販売されていなかった車」らしく、運転席を開けるとシフトがマニュアルとなっていた。井戸田によると、BMWは本社のあるドイツから日本に輸入される際に左ハンドルから右ハンドルに変更され、AT車として国内販売されるケースが多いとのこと。しかし、今回彼が手に入れた「BMW 330ciカブリオレ」は、ドイツから日本と道路事情が近しいイギリスで販売された関係により、「右ハンドルでMT」という希少な仕様になったようだ。しかも同車は、英国の330カブリオレのオーナーズクラブ会長が乗っていたのだという。井戸田は「ドイツからイギリスに行って、イギリスで会長が乗っていたやつを日本でハンバーグ師匠が乗る……そんな時代です」と誇らしげな表情を浮かべた。気になる値段は“原価”で400万円。井戸田は「わかりました。400万。買います!」と売値ではなく原価で押し切ったというから、この男の交渉力・コミュニケーション力は計り知れない。

 井戸田といえば、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)バイク芸人回に出演するなど、無類のバイク好きとして有名。「ハンバーグ師匠チャンネル」でもこれまでに、ビビットなピンク色に塗装した「ハーレーダビッドソンFXDローライダー」通称「SLP(ソープランドピンク)号」をはじめ、「ハンターカブ ホンダCT125」「CB1100EX」などの愛機を度々披露している。バイクに独自のこだわりがある井戸田だが、日本ではほとんど出回っていない右ハンドル・MT車の「BMW 330ciカブリオレ」を入手する当たり、車のセンスもまた独特だ。この唯一無二新しいパートナーと、どんなカーライフを送るのか。「ハンバーグ師匠チャンネル」に引き続き注目したい。

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