はじめしゃちょー、事故物件に宿泊 YouTubeで満たす「怖いもの見たさ」の需要

 真夏といえば、ホラー・オカルトが恋しくなる季節。そんな時期にピッタリのYouTube動画がはじめしゃちょーのチャンネルにて公開された。

【閲覧注意】本当にヤバい事故物件に泊まってしまった

 はじめしゃちょーのチャンネルでは、事故物件に一人で宿泊する企画が、2021年7月8日公開の第1弾で382万回再生、同年11月12日公開の第2弾で291万回再生と人気を博し、半ばシリーズ化している。2022年8月10日には、好評につき事故物件宿泊シリーズ第3弾にあたる「【閲覧注意】本当にヤバい事故物件に泊まってしまった」と題した動画が投稿された。

 動画の冒頭、事故物件にやってきたはじめしゃちょーは「入ってきてから鳥肌が止まらない」と早くも身体に異常をきたしている様子。なぜ、この家が事故物件になったのかというと、部屋を借りていた家族の方が自殺したからだという。前回、前々回に訪れた物件は荒廃した“いかにも”な物件。それらと打って変わって今回の物件は、奇妙なほど綺麗で整っていた。それがまた、不気味さを増長させる。

 そして、まさに家主が亡くなったという一室へ足を踏み入れると「僕、もう、結構限界です……」と弱音を吐いたはじめしゃちょー。そんな状態にもかかわらず、その場所を宿泊拠点にするというから、YouTuberとしてのプロ根性たるや凄まじいものがある。「誰かが亡くなったとかあっても、実際にこうやって住んでみて何も起きなければ何ら問題はないんですよ。思い込みに過ぎない」と自らを奮い立たせるはじめしゃちょーだが、もちろん、何も起こらないはずはない。

 なんと、撮影用に設置していたスマホが急に停止するというアクシデントが発生したのだ。テロップでは「ヤラセじゃないです」「ちなみに容量は200ギガ以上空いていたのでマジで原因不明です」と表示しており、故意の事故ではないことが強調された。先ほどまで強がっていたはじめしゃちょーも、さすがにこの異常事態にメンタルを削られたらしく、「ちょっと待ってよ。ダメだ。ヤバい。普通に吐きそう……」と漏らした。しかし、深夜12時を超えてからコンビニで食料調達をし、部屋で遅めの夕飯を済ませると幾分気が休まったのか、そのまま何事もなく就寝し、無事に朝を迎えていた。

 こうして幕を閉じた事故物件企画の第3弾。はじめしゃちょーは事故物件企画以外にも、2年前の20年8月には座敷わらしがいると言われる部屋に一人で宿泊する動画を公開している。テレビでは心霊・オカルト系番組が姿を消して久しいが、たしかに存在する「怖いもの見たさ」の需要を満たす恐怖系の動画が今後も、はじめしゃちょーのチャンネルから定期的に公開されることを期待したい。

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