YouTubeで一番稼いでいる芸人は誰？　鬼越トマホークが推定収益を調査

　増加の一途を辿る芸人YouTuberの中で、もっとも稼いでいるのは誰か――。そんな素朴な疑問に答える、鬼越トマホークの動画が注目を集めている。

　8月6日に投稿された「【最新】この芸人YouTubeでこんなに稼いでる！〜芸人YouTube推定収益ランキング〜【鬼越トマホーク】」と題した動画で鬼越の坂井良多と金ちゃんは「YouTubeの再生回数などから収益が何となくわかるソフト」を活用して、芸人のYouTubeチャンネルの推定月収をランキング形式で公開していくと説明した。

　芸人YouTuberの収益をソフトで測定する企画は21年10月23日に投稿した動画以来、今回で2回目。もちろん、あくまで“推定月収”なので、必ずしも正確な数字を割り出せるわけではない。事実、前回の動画で「推定月収965万円」とされたお笑いコンビ・レインボーからは「そんなに稼いでません」と連絡が来たという。

　とはいえ、気になる人気者の稼ぎ。そんな世間の需要に応えるべく、鬼越の2人は、芸人YouTuberの推定月収ランキングTOP25を発表していった。

　まず、25位～21位は、25位「さまぁ～ずチャンネル」が106万円～336万円、24位「陣内智則のネタジン」が108万円～343万円、23位「SATAbuilder's」が106万円～336万円、22位「アイデンティティ田島・見浦」が130万円～412万円、21位「中川家チャンネル」が132万円～420万円となった。

　続いて、20位～11位は、20位「貴ちゃんねるず」が142万円～452万円、19位「NON STYLEチャンネル」が152万円～483万円、18位「チョコレートプラネットチャンネル」が155万円～491万円、17位「さらば青春の光Official Youtube Channel」が174万円～554万円、16位「狩野英孝【公式チャンネル】EIKO!GO!!」が183万円～580万円、15位「はいじぃ迷作劇場」が191万円～607万円、14位「ガーリィレコードチャンネル」が204万円～646万円、13位「ザ・きんにくTV 【The Muscle TV】」が212万円～673万円、12位「ウエスP -Mr Uekusa- Wes-P」が257万円～816万円、11位「ジャルジャルタワー JARUJARU TOWER」が261万円～828万円という結果に。大御所から若手までバラエティに富んだラインアップだ。

　TOP10からは、10位「タイムマシーン3号Official YouTube Channel」が326万円～1035万円、9位「鈴川絢子/Suzukawa Ayako」が382万円～1210万円、8位「レインボーコントチャンネル」が486万円～1541万円、7位「かまいたちチャンネル」が502万円～1589万円、6位「エガちゃんねる EGA-CHANNEL」が538万円～1706万円と、推定月収の最低値と最高値の差が気になるところだが、推定月収の最高値1000万円超えのチャンネルが続く。

　いよいよTOP5。5位は登録者数484万人（8月8日時点）を誇る「中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY」で538万円～1706万円、4位は、金ちゃんが「今一番勢いのある芸人YouTubeと言っても過言ではない」「今ダントツで面白い」と絶賛する「ジェラードンチャンネル」で557万円～1766万円。3位は芸人YouTuberのパイオニア的存在「カジサック KAJISAC」で568万円～1800万円、2位は飛ぶ鳥を落とす勢いの霜降り明星によるYouTubeチャンネル「しもふりチューブ」で604万円～1914万円となった。

　そして、1位は霜降り明星・粗品がピンで運営しているYouTubeチャンネル「粗品 Official Channel」となった。霜降りのチャンネルを差し置いて粗品単独のYouTubeチャンネルがトップという意外な結果に、鬼越の2人は揃って「えーっ！？」と声を上げた。推定月収は627万円～1986万円。あまりに高額だったため、坂井は「敬語使うわ……全然、“粗品”じゃねーや、もう。“良品”やん」とうなだれながら漏らした。続けて坂井が「どんだけあいつ1位取るんだっていう」と言うと、金ちゃんは「R-1、M-1、推定収益-1も取って」と舌を巻いていた。

　繰り返しになるが、今回発表された月収はあくまで推定。リアルな収益とどれほど近いのかは全くわからない。とはいえ、ここに挙げた25個のチャンネルが多くの視聴者に支持される魅力的なチャンネルであることは間違いないだろう。気になったチャンネルがあれば、一度覗いてみてはいかがだろうか。