Appleが特許を取得した「水中モード」とは? より強い耐水性にも期待
iPhoneの耐水性能は年々向上しているが、Appleはさらなるイノベーションに余念がないようだ。
米国特許商標庁は6月28日、水中で写真や動画を撮影できる「水中モード」のGUI(グラフィカルユーザインタフェース)に関するAppleの特許取得について公開した。
電子デバイスが水を検出すると水中モードになり、一部の機能は制限される一方で、写真や動画の撮影などができるというものだ。
現在ある機能で例えるならば、スマホを傾けると縦横の表示が自動で切り替わるのに似ているかもしれない。同様に地上と水中で、デジタルシステムが機能を自動的に切り替えるということだろう。
この特許に記載されている電子デバイスには、メディアプレーヤー、カメラ、スマートフォン、スマートウォッチ、コンピュータータブレット、ポータブルコンピューター、フィットネストラッカー、タッチスクリーン電子デバイスが挙げられている。
持ち運びを想定するiPhoneやiPad、Apple Watch以外にも、Mac Bookまで耐水性能が備わるということなのだろうか。
あくまで特許だが、海や川の中までMac Bookを持っていって撮影することは、かなりシュールであまり想像できない。その一方で耐水性能はありがたい。コーヒーを飲みながら作業をしていて、うっかりこぼしてパソコンをオシャカにしてしまったという人には朗報だろう。
もっとポジティブな使い道を考えると「湯船に浸かりゆっくりくつろぎながら、Mac Bookの大画面で長時間、映画鑑賞する」というのが最高の贅沢かもしれない。
Appleのプロダクトは今後、水陸問わず私たちの生活の隅々にまで浸透してゆきそうだ。
(画像=米国特許商標庁より)
(source)
https://www.patentlyapple.com/2022/06/apple-has-won-a-patent-for-an-underwater-mode-gui-that-will-allow-users-to-take-photos-or-video-while-under-water.html
https://techysofts.in/apple-has-received-a-patent-for-an-underwater-mode-gui-that-can-permit-customers-to-take-photographs-or-video-whereas-below-water/
https://patft.uspto.gov/netacgi/nph-Parser?Sect1=PTO1&Sect2=HITOFF&d=PALL&p=1&u=%2Fnetahtml%2FPTO%2Fsrchnum.htm&r=1&f=G&l=50&s1=11,371,953.PN.&OS=PN/11,371,953&RS=PN/11,371,953