今秋登場予定のiPhone 14、サイズはiPhone 13より大型化？

　今秋ローンチが予想されている「iPhone 14」シリーズ。Lightningケーブルに対応する最後のiPhoneになると見られているが、どんなデバイスになるのか気になるところだ。

　YouTubeチャンネル「Unbox Therapy」は、中国のケース製造業者から特別に入手した最高級モデル「iPhone 14 Pro Max」のCADモックアップを「iPhone 13 Pro Max」と徹底的に比較している。

　ミツトヨ（日本）から取り寄せたデジタルノギス（精密測定機器）で寸法を計測した結果、ボディは数ミリ単位だが分厚くなっており、電源ボタンと音量ボタンも若干、大きくなっている。

　ノッチがなくなり、ピル・パンチホールに取って代わる。また、ベゼルがスリムになるため、スクリーンはやや大きくなる。デザイン的に大きなオーバーホールはないが、全体的に一回り大きくなりそうだ。

　遠目に見てiPhone 13 Pro Maxとの違いが分かる人は多くないだろう。しかし、カメラユニットが大型化しており、性能向上が期待できそうだ。iPhone 14 Proと「iPhone 14 Pro Max」は、48MP広角カメラや8K動画機能を備えていると見られている。

　著名アナリストMing-Chi Kuo氏は、 ‌iPhone 14 Pro‌と iPhone 14 Pro‌ Maxのメモリが増えずに6GBながら、最大1.5倍高速で、最大30％電力効率が高くなるとしている。

　iPhone 13シリーズでは全4モデルに「Apple A15」が搭載されていたが、最新のチップ「Apple A16」はプロモデルにのみ搭載される可能性がある。一方で、iPhone 14とiPhone 14 Maxのメモリは1.5倍の6GBになりそうだ。

　「残念な可能性もある？」と「MacRumors」は報じているが、現下のインフレや製造業界の混乱を考慮すれば、Appleも努力していると見ることができるだろう。

（source）
https://9to5mac.com/2022/05/16/iphone-14-pro-max/
https://www.macrumors.com/2022/05/21/will-the-iphone-14-be-a-disappointment/