人は24時間鏡張りの部屋で耐えられるのか 人気YouTuber・きょんくまが実践したその結果は?
登録者数150万人を誇る人気YouTuberのきょんくまが、東京サマーランドを貸し切り、24時間鏡張りの部屋で過ごせるかを検証した。
江戸川乱歩が書いた”鏡地獄” 実際に行うと効果はあるのか
人気YouTuberのきょんくまが6月24日に、「【24時間】鏡だらけの部屋で生活したら人間の精神は何時間保つのか…?」と、1本の検証動画を公開。タイトル通り、24時間鏡張りの部屋で生活できるのかを、体を張って検証していった。
きょんくまのくまは怖がりな性格を自覚しており、過去には「根性叩き直し企画」と称し24時間無音生活、1週間ホラー生活など、怖がりにはなかなかハードな検証を実施している。今回の検証動画もその企画の一環で、東京サマーランドを貸し切り、鏡の迷路で検証を進めていった。
過去には江戸川乱歩が『鏡地獄』という小説を出しており、鏡張りの空間の恐怖を描いているが、現実世界で実践できる人はそう多くはないだろう。小説を読んだファンからも真偽が気になるものの、試す勇気がないとの声も上がっており、今回の企画は読書好きな人たちからも高い評判を得ている。
企画が始まってからは終始怖がる姿をみせていたくま。1時間ごとにルーレットを回し、引き当てたお題を実行していった。ただそんな最中、一人しかいない鏡の迷路から聞こえてくる物音に怯えたり、なかなか合わせ鏡を見る勇気がないなど、企画は盛り上がりを見せる。
そして検証開始から4時間後、スマホのカメラを利用し「幽霊を探す」とのお題を引き当てたきょんくま。お題実行中に急に物音が聞こえ、思わず迷路を飛び出してしまった。結局、今回の「根性叩き直し企画」も失敗となり動画は終了。ファンからは「安定のクリアしないくまで安心した」「今回のくまはよく頑張った」と、称賛のコメントが寄せられている。
これぞYouTuberの真骨頂 一般人が気になるけど実行できない”絶妙なライン”
近年芸能人の参入や、逆にYouTuberのテレビ進出など多様化が進むYouTube業界。そんな現代できょんくまが今回公開した検証動画は、どこか懐かしさを感じる。
YouTube黎明期は「視聴者が気になるけど、なかなかできないことを試していく動画」が流行し、たちまちYouTubeは人気のプラットフォームへと変貌を遂げた。多様化が進む今だからこそ、昔のような検証動画を今でも定期的にアップしてくれるきょんくまは、長期間に渡り、多くのファンを魅了しているのだろう。