『Wii』史上最高のゲームとは? 米メディアがトップ10を発表

『Wii』史上最高のゲームを米メディアが発表

 任天堂が2006年に発売したゲーム機『Wii(ウィー)』。2013年に本体の生産が、そして2020年には修理受付も終了した。世界中で1億台以上が飛ぶように売れて、社会現象になったゲーム機だ。

 Wiiのゲームソフトは1000タイトル以上もリリースされ、その中から、厳選した10作品をアメリカのゲームメディア「GameSpot」が発表している。

 サウンドトラックが話題を呼び、ビジュアルデザインも印象的だった『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』、『バイオハザード2』や『デビル メイ クライ』を手掛けた神谷英樹氏がディレクターを務めたカプコンの『大神』、史上最高のマリオゲームの1つという呼び声も高い『スーパーマリオギャラクシー』などが挙げられた。

「GameSpot」選出のWiiゲーム10作品:
・『ドンキーコング リターンズ』2010年
・『毛糸のカービィ』2019年
・『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』2011年
・『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』2006年
・『メトロイドプライム トリロジー』2009年
・『大神』2008年
・『スーパーマリオギャラクシー』2007年
・『スーパーマリオギャラクシー2』2010年
・『大乱闘スマッシュブラザーズX』2008年
・『Wii Sports』2006年

 当時Nintendo of AmericaのCEOだったReggie Fils-Aime氏は『Wii』について、既存のゲーマーだけでなく、コントローラーを手に取ることのなかった層にもアピールすることを目指すと表明し、「ゲームの次なるステップは、ゲームを大衆のもとに返すことです」と述べていた。

 今日のゲーム業界の勢いからするとにわかに信じがたいが、『Wii』開発前夜には、人々のゲーム離れという現象が起こっていた。機能がどんどん進化する中で、難しいゲームについていけないユーザーの層が発生していたのである。

 そこで任天堂は、当時の潮流に抗うようにして、インターフェースを根本から変えて、万人のためのゲーム機開発を始めた。リリース後の大ヒットは誰もが知るところだが、これはゲーム史上に残る大事件だったと言っても過言ではないだろう。

(画像=Amazonより)

(source)
https://www.gamespot.com/articles/best-wii-games/1100-6496263/
https://www.cnet.com/culture/its-2022-so-of-course-im-still-playing-my-nintendo-wii/

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