ヒカル、100万円の怪しすぎる箱を購入 チャンネルに新たな名物準レギュラー誕生か?
YouTuberヒカルのチャンネルにここ最近立て続けに登場している、カードショップ「カードラッシュ 秋葉原店」の店員・サカモトさんが人気を集めている。
ブレイクするきっかけとなった祭りくじの不正を看破・告発した動画をはじめ、いわゆる“闇暴き”を十八番とするヒカルだが、『遊戯王』や『ポケモン』などの人気カードゲームのお宝レアカードを発掘する動画も、活動初期より続く彼にとっての鉄板コンテンツの一つだ。
むろんカードの価値は、目利きのできるその道のプロがいて初めて「推定●●万円」といったかたちで、第三者へ伝えることができる。そこで、活動初期のヒカルは、兵庫県・姫路市にあるカードゲームショップ「遊楽舎」を頼ってカードの査定を度々依頼。同店舗の店長は弁の立つ人で、ヒカルとの軽妙な掛け合いは視聴者から大きな人気を集めた。
YouTuberとして一角の成功を収め、さらなる飛躍を期してヒカルが上京した後も、両者の関係は変わらなかった。珍しいカードやフィギュアを入手する度にヒカルは、遠路はるばる「遊楽舎」を訪問。2020年7月には、ヒカルが「5000万円を超えるレベル」の出資をして秋葉原に「遊楽舎ヒカル店」を開業したこともあった(※2022年5月末で閉店)。
このように長きに渡って親交を深めていたヒカルと遊楽舎店長。そのため、ヒカルの視聴者にとって「カード査定企画といえば、遊楽舎の店長」と認識されていたわけだが、ここにきて新たな頼れるカード査定屋が登場した。
その人物こそが、「カードラッシュ」の店員・サカモトさんだ。サカモトさんは『ポケモンカード』の動画をメインコンテンツにするYouTuber・シャロンとしても活動しており、ポケモン界隈では名の知れた存在だ。彼がはじめてヒカルのチャンネルに登場したのは6月11日のこと。100万円で購入した謎の小包に封入されていたポケモンカードを査定してもらうべく、ヒカルが「カードラッシュ 秋葉原店」へやってきたのが、ファーストコンタクトだった。
遊楽舎店長はヒカルとの長きに渡る関係性から、雑談をかわしたり、冗談を言い合ったりすることが多い。その一方でサカモトさんの査定結果をシンプルに伝えてくれる。また、ポケモンカードに関する豊富な知識やYouTuberらしいわかりやすく簡潔な説明も彼の特徴だ。
6月11日に続き、6月20日に公開された「ハズレしかない?誰がどう見ても怪しい100万円のダンボール箱を落札して開封した結果…」と題した、カードゲーム『デュエル・マスターズ』のレアカードを査定する動画にも出演したサカモトさん。その手腕を高く評価する意見は多く、コメント欄には「サカモトさんの説明は私のような知識のない人にも分かりやすいです」「めっちゃトーク力ある店員さん。わかりやすくて丁寧な説明!」「サカモトさんトークの量がほんとちょうど良くて見やすい!」など称賛の声が相次いでいる。
遊楽舎店長とヒカルの関係性は、今後よほどのことがない限り変わらないはずで、今後もカードやフィギュアの査定を依頼するものと考えられる。しかし、お宝を査定してもらうためにいちいち東京から姫路まで通うのは、多忙なヒカルにとって負担になることは想像に難くない。そのため、ヒカルがすぐにカードを持ち込める秋葉原で働くサカモトさんは重宝されているというわけだ。今後、簡易的に査定をお願いしたい時はサカモトさん、度肝を抜くようなお宝を持ち込んでそのリアクションを撮りたい時は遊楽舎店長……といったように、ヒカルの中で何らかのすみ分けがなされていくに違いない。