天心のYouTube、武尊のアパレルプロデュース……『Yogibo presents THE MATCH 2022』強いだけじゃない出場選手たちの意外な素顔とは?
いよいよ目前に迫ったABEMAにて完全独占生中継されるビッグイベント『
Yogibo presents THE MATCH 2022』(以下、THE MATCH 2022)。那須川天心VS武尊という世紀の一戦が注目を浴びているが、その他にもRISEとK-1の対抗戦を彷彿とさせる刺激的なカードが並んでおり、どの試合も見逃せない、まさに伝説の1日となりそうだ。
出場する各選手の魅力やスキルなどは、本サイトも含めた様々なメディアで紹介されているが、今回はあえて選手たちの試合以外の一面を取り上げてみたい。
まずはプロ46戦無敗を誇り、日本で最も有名なキックボクサーの一人といえる那須川天心だ。格闘技を広く浸透させる目的のもと、バラエティ番組などのメディア出演も多く、その天真爛漫なキャラクターも広く浸透している。
公式プロフィールには「趣味・銭湯」「特技・手先が器用」と書かれており、意外にも編み物や裁縫が得意だという。また、なんとも味のあるイラストを描くことから「天心画伯」とも呼ばれ、画伯による謎の動物イラストが配されたオリジナルグッズも人気がある。
SNSでも存在感を発揮しており、公式YouTubeチャンネルの登録者数は89万人。人気の動画は「【那須川天心VS朝倉未来】頂上対決!」で、302万回の視聴数をカウントしている。
ちなみに、チャンネル動画に登場することも多い実弟の那須川龍心もキックボクサーであり、今回の「THE MATCH 2022」への出場が決まっており、兄弟揃っての活躍にも期待が高まる。
対する武尊も新生K-1を牽引する存在で、こちらも日本でもっとも有名なキックボクサーの一人といえる。もともとファッションが好きで、試合のコスチュームもデビュー戦からすべて自らデザインしているという。その趣味を生かしてアパレルブランド「UPD’T-UNPRECEDENTED-」をプロデュース。デザインから生地選びにまで携わっており、自分の着たい服を自分で作るというコンセプトで活動を続けている。
「武尊YouTubeチャンネル」では、格闘技系のテーマだけでなく、弾き語りを披露する動画も。中学生の頃はバンドを組んでいたといい、武尊本人がピアノとギターを弾きこなしてシルキーな美声を響かせる意外な一面が観られる。その実力は歌番組でも評価される腕前だ。
天心VS武尊の他にも魅力的なカードが並ぶが、なかでも注目の対決が「YA-MAN VS芦澤竜誠」。記者会見でも乱闘騒ぎを起こしており、薄いオープンフィンガーグローブを使用するKO必至のルールが大きな話題となっている。
芦澤は、見るからにワルっぽいビジュアルと、挑発的な言動で注目を集めてきた選手。ラッパーとしても活躍しており、自らマイクを持ってオリジナルラップをカマしながら入場することもある。
最近では、ABEMAで冠番組『芦澤竜誠と行く ぶらり喧嘩旅』がスタートしており、演出家のマッコイ斎藤とタッグを組み、丁々発止のやりとりを繰り広げている。
対するYA-MANは「キング・オブ・ストリートファイト」の異名を持ち、若い頃からケンカに明け暮れていたという不良性がウリ。父親が服役したことで、事実上の母子家庭で育ったという苦労人だ。
その母に恩返しするためにも偏差値25から猛勉強し、東海大学の建築学科に合格。キックボクシング活動と並行して勉学にも励み、一級建築士の試験資格を取得して卒業を果たしている。また、RIZINで行われた皇治戦のファイトマネーを全額寄付するなどの行動も称賛されている。
玖村将史との対戦が決まっている、ムエタイ出身の志朗も寄付や慈善活動に熱心で、武者修行や試合で滞在していたタイへの恩返しということで、現地の小児HIV施設や視覚障害者学校の支援などをおこなう「志朗チャイルドサポート」を立ちあげ、活動を続けている。