iPhoneのバッテリー寿命を長持ちさせる5つの方法 アプリの「終了」は逆効果?
iPhoneの調子が悪いときすぐさま頭に浮かぶのは、「そろそろ買い替え時かな」ということ。でもちょっと待って。5つの簡単なiPhoneの充電を長持ちさせる方法があるので、まずはこれらを試してみてほしい。
1. 明るさの自動調節機能をオンにする
スマートフォンの画面は、常に最大限に明るい状態である必要はない。画面が明るいほど電池を消耗するからだ。
まずは、Appleの自動明るさ機能をオンにしてみて。これは、周囲の明るさに応じてディスプレイの明るさを自動で調整してくれる機能。これだけで、バッテリーの寿命を大幅に延ばすことができる。
2.バッテリー消費の早いアプリを削除する
バッテリー寿命の大部分を消費するアプリ。iPhoneには、バッテリーを消耗しているアプリを正確に特定できるツールが組み込まれていることはご存知だろうか?
[設定]>[バッテリー]に移動。ページが読み込まれたら、[過去10日間]をタップ。これで、過去1週間半のアプリのバッテリー使用量が表示される。
切り替えれば、アクティビティ別の表示で、バッテリー使用量順に並べ替えることも可能。ほとんど時間を費やしていないのに使用量リストの上位にくるアプリがあれば、それはバッテリー効率の点からすると非常にパフォーマンスの悪いアプリと言える。
このセクションでは、アプリがバックグラウンド更新に費やしている時間も教えてくれる。こちらもバッテリー寿命に悪影響を及ぼすので注意が必要だ。
3.アプリを「終了」をしない
実は、iPhoneアプリを毎回閉じるのはバッテリーの消費に関わっているわけではない。Apple側も、「アプリがフリーズしない限り、そのままでいい」と説明している。最近使用したアプリが表示されていても、それらはスタンバイモードになっているだけで開いているわけではないのだ。むしろ、ナビゲートやマルチタスクに役立ってくれる。
バックグランド内のアプリはiPhoneによって凍結されているため、他のことをしているときにリソースを浪費することはない。一旦スワイプしてアプリを終了し再起動する方が、バッテリーを消耗してしまう。また、バッテリーへの負担が高いほど、劣化も早まる。アプリの再起動にもより長い時間を要するようになるそうだ。
4.充電中はiPhoneを使用しない
iPhoneを充電中に、ゲームしたり動画を視聴したりする人も多いと思うが、これは、プロセッサに負荷の高いタスクなのだという。充電中の使用は、電池寿命を短くするだけでなく、バッテリーに損傷を与える可能性がある。
5.Safariのタブの自動削除
SafariのiOSアプリのタブをたくさんため込むことは、デバイスの速度を低下させ、バッテリー寿命を短くさせる可能性がある。とはいえ毎回手動でタブを閉じなくとも、自動削除を有効にすることで、パフォーマンスは向上する。
[設定]から下にスクロールして[Safari]をタップ。もう一度下にスクロールして、[タブを閉じる]へ。メニューから、タブを1日、1週間、または1か月後のいずれかを選択する。
ちなみに、iPhoneは暑いのが苦手。涼しく保つことは、バッテリーの寿命を維持するだけでなく、iPhoneの全体的な機能と寿命も向上させることに役立つ。これからの季節はiPhoneをクールダウンさせることも必要となりそうだ。
(source)https://www.the-sun.com/tech/5466280/buy-new-iphone-how-to-speed-battery-life/