5万円を切るシャオミのコスパスマホ「Redmi Note 11 Pro 5G」登場! 高画質カメラとおサイフケータイが嬉しい

シャオミ「Redmi Note 11 Pro 5G」レビュー

 カメラのユーザーインターフェースは癖もなく使いやすい。撮影モードは「プロ」「ビデオ」「写真」「ポートレート」。横向きにしたときは左側から内側にスワイプすると撮影に関する設定メニューが表示される。画像サイズやセルフタイマー、マクロ撮影などを設定可能だ。

写真モード時の設定画面。ビデオモードでも同様のメニューが表示される

 一方、画面を右から中央にスワイプすると「その他」モードが現れる。なお標準カメラは通常1200万画素で撮影され、1億800万画素で撮影する場合はここから切り替える必要がある。この切り替えは意外と頻繁に使うので、その他のモードの中ではなく、先の撮影設定メニューで切り替えられた方が便利だと感じる。

その他モード。1億800万画素切り替えや、前後カメラ同時撮影の「デュアルビデオ」もここから利用する

 それでは以下、実際の作例を見てみよう。まずは倍率の差を比べてみた。左上が0.6倍、右上が1倍、左下がデジタル2倍、右下がデジタル10倍だ。0.6倍(超広角)があるので風景写真も撮影しやすい。またスマートフォンの画面やSNSで見る程度ならデジタル2倍も十分使える。デジタル10倍は仕上がりが荒いので記録用に使う、といったところだろう。

左上0.6倍、右上1倍、左下2倍、右下10倍

 1億800万画素の撮影では写真の一部を切り抜いてもディテールが残っている。常に1億800万画素で撮影し、後から必要なところを切り取ってSNSにアップする、という使い方もよさそうだ。

木を撮影して一部を拡大。1億800万画素は1200万画素に対してしっかり写っている

 ポートレート撮影でのボケの効果も悪くない。数メートル程度離れた被写体なら背景がしっかりとボケる。

ポートレートでボケ最大にして撮影

 ナイトモードでは実際よりかなり明るく「映える」写真にしてくれる。夜空の雲もしっかりと表現するなど、夜景撮影が楽しくなる。

ナイトモード撮影

 そしてマクロ撮影は4cm程度まで近寄れるので、食事のアップもこのように撮れる。食事全景を写すならマクロではなく標準でも十分だが、食材や料理によってはぐっと近づいて撮ると面白い。

マクロモードで撮影

 シャオミのスマートフォンは価格の安いエントリー製品が目立っているが、Redme Note 11 Pro 5Gは高性能なカメラと5Gに対応した高性能な製品であり、コストパフォーマンスはかなり高い製品と言える。エントリーモデルを使っている人や、数年前のハイエンドモデルを使い続けている人などの買い替え用にも向いているだろう。

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