『隣の恋は青く見える3』7話ーー“公認浮気”で気づいた、本当の気持ち。元恋人と決別し新たな恋に進んだのは?
長く付き合えば付き合うほど、相手に対して“情”が芽生えてくる。泣いていた時に、優しく慰めてくれたこと。たくさん笑いあった日々。恋人と過ごした“過去”にとらわれているうちに、“未来”から目を逸らしてしまう。たとえ、恋愛感情がなくなったとしても、「長く付き合っているのだから、自然なことだ」と言い聞かせて。
それに、恋人の存在が生活の一部になっていると、別れるのにも労力がいる。それなら、続けた方がラクだから……とズルズルと付き合っている人も多いはずだ。『隣恋3』メンバーのショウマも、同じような悩みを抱いていた。
公認浮気生活のなかで、アヤカに心が奪われたものの、元恋人・アリサへの情がすぐになくなるわけではない。さらに、ショウマはアリサと同棲をしているため、別れたあとの“生活”が気になってしまう。別れるとなれば、新たに家を探して、引っ越しをして……。アヤカへの思いに確信が持てないとしたら、あまりにもリスクが高すぎる。きっと、ショウマも悩んだことだろう。アヤカへの恋心は、新鮮な相手だから燃え上がっているのではないか? と。
そんなショウマの心を動かしたのは、同じ宮古島メンバーのケンの一言だった。「付き合う相手って、人生を変えるよね」。その言葉を聞いた時に、いちばんに思い浮かんだのが、アヤカの顔だったのだろう。情だけで関係を持続させることはできないと気付いたショウマは、最終決断の直前にアヤカを呼び出し、「好きです」と告白をした。
ただ、アヤカは、リュウタロウが復縁デートの際に見せた涙に、心を動かされた様子。浮気をされても、リュウタロウとの関係を継続させてきたアヤカ。彼から離れて、新たな恋に進むことができるのだろうか。そのリュウタロウに思いを寄せるレイナの最終決断も、気になるところである。