デロリアンのEV化に挑戦　海外YouTuberによる、車マニアの心をくすぐるカスタムの数々

　車を取り扱うアメリカの人気男性YouTuber「B is for Build」（チャンネル登録者数153万人）が、2022年3月11日の動画「I bought a 41yr old DELOREAN and we're going to build it into something crazy!」で、約41年前に製造された「デロリアン・DMC-12（以下：デロリアン）」を購入する様子を公開した。今回、B is for Buildがデロリアンを購入した目的は、デロリアンのEV化にあるという。

　デロリアンと言えば、車に詳しくなくてもご存じの方も多いだろう。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場したタイムマシンとして、幅広い世代に知られている。今回、B is for Buildは4万8千ドル（約586万円）でデロリアンを購入した。

　今回購入したデロリアンは、値段の割にいくつかパーツがなくてもショックを受けたものの、全体的に綺麗な状態で保存されていることに満足しているという。実際に、後の動画でも公道を走れるほどには、状態は優れている。一部車内のドアパネルが外れていたり、ドアのゴムパッキンが一部損失していたりする箇所があるので、これらは今後修復していくのだそう。今回購入したデロリアンは、最終的にEV化するとB is for Buildは語っている。約41年前に製造されたデロリアンをEV化できることに興奮している、と意気込んでいた。

　ところで、こちらの男性YouTuber「B is for Build」が何者なのか気にならないだろうか？　彼は、男性が好むようなスポーツカーやオフロード車などをDIYする動画を得意としている。彼は車の整備工場を所有しており、そこで車の修理や改造の様子を動画にして人気を集めてきた。直近だと、世界初の試みとして、ランボルギーニ・ウラカンをオフロード仕様にする動画を2020年11月からシリーズ動画で投稿している。

　一貫して車マニアが好むような動画を投稿し続けており、約153万人ものコアなファンを獲得している。各動画は15〜30分程度でしっかり作り込まれており、彼が情熱をかけながら細かなパーツから組み立てていく様は、見ていてとてもワクワクする。さらに今回、デロリアンを購入したことで、新たにEV化するまでの過程が今後動画で投稿されていくことだろう。車好きの方は、この機会にぜひB is for Buildの動画を視聴してほしい。