『モンスターハンターライズ:サンブレイク』 変化に富む新フィールドで新たな狩猟が幕を開ける
2022年3月15日、CAPCOMは『モンスターハンターライズ:サンブレイク』のスペシャルプログラムを放送した。この放送では、同作の最新プロモーション映像が公開され、新要素もいくつか発表された。今回は、その発表内容をあらためてご紹介する。
ロケーションの変化に富んだ新フィールド「城塞高地」
『モンスターハンターライズ:サンブレイク』は、2021年に発売された『モンスターハンターライズ』の超大型拡張コンテンツだ。同作に新たな拠点、フィールド、モンスター、アクションを加えた拡張パッケージとなる。
『サンブレイク』で追加されるフィールドは「城塞高地」だ。城塞高地は、一つのフィールドに古城・森林エリア・氷雪エリアまでを含めたロケーションの多彩さが魅力だ。これだけ変化に富んだエリアが併合されているフィールドといえば、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』における「導きの地」が記憶に新しい。導きの地はエンドコンテンツの舞台として、さまざまなモンスターが登場したが、城塞高地でも多種多様なモンスターと対峙することになるのだろうか。
人気モンスター「ライゼクス」が復活
新規モンスターもいくつか発表されている。今回の発表で印象的だったのは「剛纏獣 ガランゴルム」だ。こちらはごつごつとした装甲のようなものに覆われた巨大なゴリラのようなモンスターで、その風貌はどこか既存モンンスターの「ドボルベルク」を彷彿とさせる。一方、モーションはラージャンなどの牙獣種に近いものがありそうだ。火と水の二属性を使って攻撃してくることもあり、装備でしっかり対策する必要がありそうだ。
また、以前から登場が発表されていた新モンスター「ルナガロン」については、なんと二足歩行できることが判明した。スペシャルプログラムでは前脚を自在に操り、強烈な引っかき攻撃を繰り出すルナガロンの姿が映っていた。
さらに、「ビシュテンゴ亜種」も発表された。こちらは爆発する松ぼっくりを投げて攻撃する新モンスターだ。位置づけとしては、マスターランク突入直後に対峙するモンスターになるのだろうか。
なによりファンを喜ばせたのは、シリーズからの復活モンスターである「電竜 ライゼクス」の登場だろう。こちらは『モンスターハンタークロス』の看板モンスターの一体で、雷を自在に操ることが特徴だ。『モンスターハンターライズ』のグラフィックでどのように描かれるのか楽しみなモンスターでもある。
新拠点「エルガド」の詳細が明らかに
和風な世界観を前面に押し出した本編に比べ、『サンブレイク』は西洋ファンタジー風な世界観が印象的だ。
『モンスターハンターライズ:サンブレイク』の物語は、王国騎士「フィオレーネ」との出会いから始まるようだ。フィオレーネは、王国で起きたモンスターの異変を調査するため、ハンターに協力を求めてやってきたという。その要請に応える形で、ハンターは遠い異国の地にある観測拠点「エルガド」へと降り立つ。ここが今回の狩猟のおもな拠点となるようだ。
エルガドでは、ハンターの狩猟に必要な武器屋や雑貨屋、食事場といった施設が用意されている。『アイスボーン』における拠点「セリエナ」と同様に、エルガドしか利用しない状態でも快適に狩りを進められそうだ。
余談だが、王国といえば『ライズ』本編でカムラの里にいた「ロンディーネ」は、じつは王国出身だという。フィオレーネとはどこか容貌も似ているように思えるが、姉妹なのだろうか。