江頭2:50の“食リポ”動画がYouTubeで大ヒット 人気の秘訣は正直さと誠実さ?
江頭2:50が1月中旬、自身のYouTubeチャンネルで、初めての二郎系ラーメンを完食した様子を公開。その映像が590万回再生を突破(※3月19日確認時)し、同チャンネルで2番目に再生された動画にランクインするなど、大きな反響を呼んでいる。
この動画で、江頭が訪れたのは、東京・目黒区にあるラーメン店「千里眼」。これまでも同店では、ラーメンYouTuberのSUSURUをはじめ、指原莉乃、アンジャッシュ児嶋一哉、アルコ&ピース(SUSURUとコラボして訪れた)などといった芸能人もYouTube撮影で訪れている。毎年夏には、超ジャンクな“二郎系・冷やし中華”を販売していて、長蛇の列ができる大人気店だ。
江頭は券売機で「ラーメン」を選び、麺の量は300g、さらに「野菜マシマシ・ニンニク・ショウガ・アブラ・辛揚げ」をコールした。実際に映像を確認してもらえればわかると思うが、かなりの野菜の量だ。麺にたどり着くまでがものすごく大変なことがわかるだろう。
江頭は「スキヤキ(=生卵に麺をくぐらせる)」で味変しながら、底知れぬ気合いを見せ、なんとか完食した。フードファイト的な本気のエンターテイメントを届けたことから大きな反響を呼んだのだ。“残してはいけない”という江頭の誠実さも視聴者の心を打ったのだろう。
これまでも江頭の“食関係”動画は視聴者に人気を博している。例えば2021年6月に公開された「江頭55歳、初めてのマクドナルド」(544万回再生を突破)と題した動画では、呼んで字の如くマクドナルドの食べたことのない商品を食レポすることに。江頭はこれまでフィレオフィッシュしか食べてこなかったそうだ。
その動画で衝撃だったのはマクドナルドでフィレオフィッシュしか頼んでこなかったという江頭以上に、まったく忖度しないでレビューする江頭の姿だ。美味いものは美味い、気に入らないものは気に入らない、はっきりと評価する姿が印象的だった。
さらに“モスバーガー好き”を公言する江頭は「初めてのモスバーガー」企画も撮影した。しかし江頭は“モスバーガー好き”というよりは“モスバーガーのテリヤキバーガー好き”。そう、モスバーガーではテリヤキバーガーしか注文してこなかったという。ハマったら一つのものばかりを追いかける江頭は、何を食べても新鮮なリアクションを取っていた。そういった姿も視聴者を楽しませる要因なのだろう。
そんな中で、3月18日には再び千里眼を舞台にした、「江頭56歳、初めての二郎系ラーメン2」と題した動画が公開された。店員さんに「あの動画、500万回再生されたんですよ!」と感謝の気持ちを伝えつつ、「ニンニクザンマイ(野菜マシ・ニンニク・ショウガ・アブラ・辛揚げ」の大(麺の量は350g)をオーダー。ガリマヨもトッピングし“ラーメン界のキャラメルマキアート”が江頭の前に登場した。今回も漢気を見せ、見事完食したことは言うまでもないだろう。
コメント欄を見てみると、江頭の食リポには正直さを称賛する声が、そして大食いを完食する姿には誠実さを讃えるコメントが多く寄せられている。何にも忖度せず、等身大の姿でカメラの前に立っている江頭だからこそ、こういった感想が寄せられているのだろう。
気にいると一つのものを追いかけ続ける江頭だけに、まだまだ食べたことないものが、この世にたくさんあるはずだ。今後も、江頭のチャンネルから“食シリーズ動画”が更新されることをファンは期待しよう。