毎秒1000回の装着テスト&強力なノイキャンが秀逸 「LIBRATONE AIR+」を試す
小型、ケーブル不要で音楽を楽しめる「完全ワイヤレスイヤホン」は近年のオーディオ業界のトレンドだ。
このたびデンマークのオーディオメーカーであるLIBRATONE(リブラトーン)から、高音質で優れたノイズキャンセリング機能とデザイン性を持ち合わせた「LIBRATONE AIR+(2nd)」が発売された。さっそくレポートしてみよう。
パッケージは、現在流行りのSDGs(持続可能な目標)に基づいた生分解性繊維製だ。付属品もイヤホン本体・充電用のUSB Type-Cケーブル・交換用のイヤーチップ・説明書と必要最小限。マニュアルは専用アプリから閲覧可能のほか、公式WEBサイトでも確認できる。
特徴的な意匠は、スカンジナビアデザインと呼ばれるもの。北欧らしいデザインだといえる。
完全ワイヤレスイヤホンの接続を安定させる新技術「TrueWirelessMirroring(TWM)」を採用した「クアルコム QCC5141チップ」を搭載しており、Bluetooth5.2、コーデックはSBC・ACC・aptXに対応。「CityMix」と呼ばれるスマートノイズキャンセリング機能を搭載している。
スマホアプリの装着テスト機能もあり、イヤーピースのサイズが合わなくても毎秒1,000回、耳の形や装着状態を検知し、リアルタイムにサウンドを制御することでより最適なノイズキャンセリング機能が発揮されるとのこと。
オリジナリティ溢れる形状だが、手にとってみると持ちやすく、実際に装着をしてみると、耳にもはめ込みやすい。
軽くねじ込むだけでしっかりと収まり、“抜け落ち感”が少ないのは嬉しい誤算だ。これまで所有してきたワイヤレスイヤホンの中でも、断トツに耳から脱落しにくい機種だと感じた。