レイクレ・てっちゃんが語る、登録者数100万人以降の景色 「大きなメンバーとの約束だった」

てっちゃんから見たレイクレ100万人とは?

登録者数100万人達成までの決意や、これからも大切にしたい想い

――レイクレのYouTubeチャンネル登録者数も100万人を超え、この1年は破竹の勢いだったかと思いますが、本のなかで「僕らは変わっていないのに、周りの見る目が変わった」と仰っているのが印象的でした。

てっちゃん:やっていることは本当に変わってないんですよ。単純にレイクレの動画を見る方が増えたというだけです。僕ら自体のスタンスは、1本目の動画から一切変わっていないんですけど、この1年間で見てくれる方々が分かってくれたという感覚です。

てっちゃん

――登録者数100万人突破はレイクレにとって大きな目標だったと思いますが、達成して今どのように感じていますか?

てっちゃん:やってきてよかったなというか、今までやったことが1つ報われたのかなと思います。辛かったことやしんどかったことがたくさんありましたし、正直全てがすべてやりたい撮影ではなかったし、時にはやりたくなくても、やらないといけないものもあった。そういったものが全て、100万人に到達した瞬間に「全部が間違いではなかったのかな」と思えるようになりましたね。だから、YouTubeやっていて後悔というのはないです。

――実際この1年で視聴者の反響は実感していますか?

てっちゃん:そうですね。1番大きいのは、普通に街を歩いていて、声をかけられる機会が増えたことですね。あとは架空というか、“あまり仲良くない友達”が増えました(笑)。ひさびさに急に連絡来て「俺、友達やで!」と。「お前とそんなに仲良かったかなあ」って(笑)。有名になっていくにつれて、そういうのは増えましたね(笑)。

てっちゃん

――ちなみに、レイクレ結成自体は7年前だと思いますが、ご自身のなかで「YouTuberとして生きていく」と決断したのはいつ頃ですか?

てっちゃん:大学4年の頃ですね。大学4年生の時期に、周りのみんながSNSで、就活について投稿を始めて、「就職先ここに決まった」とかいう投稿を何度も目にして。そのときに「俺、なんもしてへんな」って思ったんです。でもそのとき俺はYouTubeをやっていて、「もう俺はこれで生きていくしかないな」と覚悟を決めました。

――それまではある種、趣味の感覚で活動していた部分もあった?

てっちゃん:いや、僕らはチャンネル登録者数0人のときから初めの目標が「登録者数100万人」でしたね。「レイクレ5人で、100万人達成を目指してやろう!」と。自分のなかでも「100万人行くまでは絶対にやめない」というのは決めていました。別に今100万人達成したからといって、やめるわけじゃないですけどね(笑)。「100万人達成」というのは、それくらい大きなメンバーとの約束で。

――その目標を達成して、今後してみたいことはありますか?

てっちゃん:してみたいことというよりは、僕らの面白いと思うことで、視聴者も「楽しい」「勇気づけられる」「おもしろい」と思ってもらえるのが理想ですね。100万人という大きな目標を達成して、次も数字を追い続けたら、それに囚われ続けてしまう気がするんです。なので、「200万人いったら300万人」「300万人いったら400万人」というよりは、5人が面白いと思うことをやって、それを視聴者も面白いと思って見てくれる関係性を今後も続けていきたいです。そうしていけたら、自然と僕たちを見てくれる人もどんどん増えていくと思うんです。

てっちゃん

「迷ったらやる」その行動力で多くの視聴者を惹きつける

――今回の書籍では短編小説にも挑戦していますよね?

てっちゃん:ちょっと調子に乗って書いてみました(笑)。

――書籍では、小説を書くことになった経緯も明かされていますが、やったこともないジャンルに対しても即断即決で、「イエス」を返せるのが、てっちゃんさんらしさなのかなと。

てっちゃん:そうですね。もともと“迷ったらやる”と決めていて。自分のなかで少しでも「これはやりたいな」という気持ちがあれば、必ずやっています。やっぱりやってみると、正直しんどいことも多いし、楽な道を選びたくなるんですけど、挑戦したほうがのちのち後悔はしないので。だから今回も小説に挑戦しました。あとは単純に興味もあったので。

――てっちゃんさんの個人のYouTubeチャンネル「J' Cinema」で短編映画に挑戦しているのもそういったマインドにつながっているのかもしれませんね。

てっちゃん:そうですね。本のことでいうと、今回きちんと形になるものを残しときたいという気持ちもありました。本だと、たとえ僕がいつか死んだとしても、自分の孫とかその先にこの本が残ってくれて、生きた証になってくれると思いますし。「J' Cinema」でいうと、2時間ものの長編映画も将来的には作ってみたいです。でもレイクレとしての撮影や編集もあるし、長編映画を作るとなると、膨大な時間を割かなければいけないので、今すぐには難しいかもしれませんが、絶対いつかは撮りたいと思ってますし、映画にも出演したい。自分の思っていることを映画という表現で出していきたいなと考えています。

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