はじめしゃちょー、登録者1000万人へラストスパート 豪華コラボや地道な活動に見える“本気度”

 はじめしゃちょーのYouTubeチャンネルが「年内登録者数1000万人」の目標達成に向けて加速している。

 11月25日にチャンネル登録者数970万人を突破したはじめしゃちょーは、同日に公開した「あと30万人」と題した動画で「年内に1000万人いきたいです」と決意表明。その後、12月20日時点で登録者数は994万人に到達している。むろん、視聴者へ一言呼びかけただけで、短期間で24万人もの伸びを記録できるはずもない。この1か月あまり、はじめしゃちょーは39度超えの高熱に襲われて一時ダウンしながらも、1000万人へのラストスパートとばかりに手の込んだ動画を連発し、その結果として数多くの新規のファンを獲り込むことに成功しているのだ。

【3億円の豪邸】最後まで残ってはいけない「モヤモヤかくれんぼ」をはじめしゃちょーの自宅でやったら事件が起きた!?

 まず目立ったのが、コラボ相手の豪華さ。ヒカキン、フィッシャーズといった旧知の仲であるUUUMの先輩後輩はもちろんのこと、コムドット、中町兄妹など、あまり接点のない新世代YouTuberとも果敢に共演して話題を呼んだ。登録者数を伸ばす最短ルートの一つは、勢いのあるYouTuberと絡み、彼らのファンを自身のチャンネルに流入させること。そのセオリーに則った施策と言える。

 また、はじめしゃちょーのチャンネルにおいて安定的に再生数が稼げる鉄板コンテンツと化している“3億円の豪邸動画”も積極的に投稿した。今年8月に購入したことが報告されたこの邸宅。広い庭で「象の歯磨き粉実験」を行ったり、いくつもの部屋がある複雑な構造を利用してフィッシャーズとかくれんぼをしたりと、自由に使える豪邸を所有しているはじめしゃちょーならではの動画をアップしていた。

 さらに、街頭に立って「チャンネル登録お願いします」とメッセージが書かれた紙が封入されたポケットティッシュ1万個を配るという地道な活動も展開。大物YouTuberが健気にティッシュ配りをする姿に1000万人到達への本気度を感じ取り、心打たれた人は多いに違いない。

チャンネル登録者1000万人いったらやめる話について。

 このように、1000万人到達に向けて邁進するはじめしゃちょーだが、人知れず思い悩んだこともあったようだ。12月18日公開の動画で、「1000万人いったらやめようとも思っていました」と告白し、「ちょっと前まではもういいんじゃないかと。これいつまでやるんだろうって正直思っていた」「かっこよく終わりたいという気持ちも出てきていた」と本音を吐露した。けれども、「(YouTubeを)やめられそうなタイミングが目前にきてまだやりたいと思いました」と考えを改めたことを明かした。

 様々な思いを抱えながらも夢の大台に向かって突き進むはじめしゃちょー。残り6万人。果たして、年内に到達することはできるのか、そして、“親分”と慕うヒカキンは生配信中に1000万人を達成したが、はじめしゃちょーはどのようなかたちでその瞬間を迎えるのだろうか。引き続き、注目していきたい。

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