プリッとChannel メンバー対談Vol.2
プリッとChannel メンバー対談:しょうちゃん×パンダ 対照的でも相思相愛な二人
「ボンボンTV」とのコラボで見えたしょうちゃんの新たな一面
ーー確かに、演者として華があって、“イケメン天然キャラ”としてのほほんとしていても成立するのに、しょうちゃんさんはいつも全力を尽くしているイメージがあります。撮影の裏側でも大活躍なんですね。
パンダ:もっと裏側の話をしてしまうと、去年、海外の動画のいいサムネイルを研究していた時期があって、その研究員がしょうちゃんだったんですよ。例えば、水溜りボンドさんの動画を見ると、「どこでそんな最新の情報を仕入れてくるの!?」って、驚くことがあるじゃないですか。しょうちゃんもそれに近いリサーチ力をつけてくれて、いい仕事をしてくれて。いまでもトレンド班として、毎週月曜日に最新の情報を発表してくれているんです。そこで「海外にこんな面白いYouTuberがいる」ということを、僕らも教えてもらっていたり。
しょうちゃん:でも、ネタとして使われたことないですよ(笑)。
パンダ:一度も使われたことないね(笑)。
ーー(笑)。ただ、直接的に動画のネタにならなくても、いま何がトレンドなのか、ということを知っておくのは大切なことですね。
パンダ:そうなんです。そうやって、報われているとは言いづらい仕事も責任を持ってしっかりやるのがスゴいなって。それも、ちゃんとメモを取って、発表までにきちんと準備しているので。「どうせ使われないじゃん」みたいな手抜きがなくて、そのあたりの我慢強さは、しょうちゃんのいいところですね。
しょうちゃん:いつか自分で何かに使えるかもしれないし、ただでさえ、僕は日々メンバー全員からいいところを吸収させてもらっているので。もともとゼロの人間だから、仕事だけじゃなく生き様とか、みんなのいいところだけ全部吸収しようと。
(横で話を聞いていた)Sasuke:最近のコメント欄で、「しょうちゃん、Sasukeっぽくなってきたよね」みたいな声があって。俺、全部出しすぎちゃったかな?(笑)
しょうちゃん:そこは吸収したいところではなかったんですけど(笑)。
Sasuke:なんで吸収したんだよ!(笑)
ーー(笑)。Sasukeさん、せっかくなのでしょうちゃんさんの成長について一言お願いします。
Sasuke:本当にめちゃくちゃ成長していて、「大人になったな」なんてコメントも多いですし、視聴者さんからすると、“自分たちが育てた”みたいな感覚があると思うんですよね。しょうちゃんは「もともとゼロの人間」と言いましたけど、僕が20歳くらいのころと似ているというか、例えばアルバイトをしていても、「自分が何をすればいいか」って、聞くこともできなかった時代ってあるじゃないですか。たぶん、一人暮らしを始めたことも大きくて、そこから自分で全てやらなきゃいけない、という責任感が生まれて。しょうちゃんはいま一番後輩ですけど、先輩の立場になったらどうなるのか、見てみたいですね。タメ口でしゃべっているところを見たことがないので。
パンダ:そういう意味では、ボンボンTVとのコラボで「人狼鬼ごっこ」をやったときに、しょうちゃんの新たな一面が見えた気がしましたね。しょうちゃんとボンボンTVのいっちーちゃんが人狼で、お互いに正体がわからないなかで、タッチされて「俺も人狼、人狼」という感じで話したときの感じが、付き合っている女の子に「メシ行こ」というときのテンションみたいな(笑)。
Sasuke:機嫌が悪かったときの彼氏の感じ(笑)。
パンダ:めちゃくちゃ男!みたいな。
Sasuke:めっちゃ怖かったんだけど、あの部分は誰から吸収したの?
しょうちゃん:不機嫌なときのおだんごさん。
一同:はははは(笑)。
ーーさて、パンダさんとしょうちゃんさんも関係性が変わってきた部分もあると思いますが、お互いにどんなことを期待していますか?
しょうちゃん:もっと仲良くしたいですね。家族ぐるみというか、パンダさんと奥さんの食事にもついていきたい! いまはパンダさんに教えてもらってばかりなので、恩返しじゃないですけど、いつかパンダさんを助けられるようになりたいなって。
パンダ:車の運転とか、十分助けてもらっているけどね。僕としては、しょうちゃんは本当にタレント力があると思っているので、プリっとChannelで頑張りつつ、外にも羽ばたいてもらいたいなと。チャンスをつかみとってほしい。メンバーのなかで、特にSasukeとしょうちゃんは世の中に通用する力があると思うんです。
ーーそれでは、おふたりはプリっとChannelを今後、どんなチャンネルにしていきたいですか。
しょうちゃん:個人的なことかもしれませんが、メンバーそれぞれが充実したものを作れるようになるといいなと思います。プリっとChannelといえば、Sasukeさんとあごキングさんのイメージだけれど、例えば、おだんごさんや僕がそれに匹敵するくらいの存在になったら、また違うものが見えるのかなって。みんなそれぞれ全力でがんばっていけたらと思います。
パンダ:昔、UUUMの鎌田(和樹)社長に、「まだ個性が足りない」とアドバイスしてもらったことがあって、そのときによく考えたんです。プリッとChannelにあって、他のグループにない個性は、もちろんしょうちゃんみたいな若手もいますけど、メンバーがわりと年齢を重ねていて、それぞれ挫折も経験してきていることだと思うんですよね。僕らみたいな年代のグループは少ないですし、もし僕らが成功したら、「グループYouTuberの未来」を提示できるというか、例えばフィッシャーズさんや水溜りボンドさんの10年後、みたいなモデルケースになれるんじゃないかと。テレビで活躍する芸人さんが高齢化している、というのはよく言われる話ですが、YouTuberだって年齢を重ねても活躍できるんだ、という成功例を作っていきたい。30歳を超えて必死で鬼ごっこをしているというのも、なかなか素敵だと思うんです。僕らだけでなく、YouTuberの未来にとっても意味のある活動なんじゃないかな、なんて思いながら、これからもいい動画を作っていきたいですね。
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