プリッとChannel メンバー対談:しょうちゃん×パンダ 対照的でも相思相愛な二人

プリッとChannel メンバー対談Vol.2

 チャンネル登録者数 130万人を誇る「プリッとChannel」。メインメンバーであるSasukeとあごキングをはじめ8人のメンバー全員が芸人&元芸人で構成されたYouTuberグループだ。

 リアルサウンドテックでは、これまで動画内では深くは語られてこなかったメンバーそれぞれの出会いを振り返る対談連載がスタート。芸人からYouTuberへと舵を切った彼らの第一歩や決意を補助線に、プリッとChannelの動画を楽しむ副読本としてもらえると幸いだ。

 第2回では、第1回に引き続き表と裏の両面で活動を支えるパンダと、華やかなビジュアルと“天然”な言動でグループのスパイスになっている最年少メンバー=しょうちゃんが登場。プリッとChannel内で“芸歴”に一番差があり、さまざまな意味で対照的な二人は、お互いのことをどう捉えているのか。後半では隣で話を聞いていたSasukeも参戦した、大盛り上がりのトークを楽しんでほしい。

しょうちゃん「(パンダさんは)僕が唯一断らない先輩」

ーーゲーム動画での息の合ったやりとりも印象的なおふたりですが、そもそもの出会いはプリッとChannelで、ということになるでしょうか?

しょうちゃん:そうですね。僕が最初にパンダさんに出会ったのは、プリッとChannelにもともといたメンバーの卒業イベントだったと思います。そのときにひょっとこのお面をかぶって出てきたのがパンダさんで。パンダさんは「ザ☆忍者」というお笑いコンビでテレビにも出ていて、おかずクラブさん、鬼越トマホークさんと番組もやっていたりしていたので、芸人時代から存在はよく知っていたんですよ。僕は当時19〜20歳くらいで、養成所で「お笑いをがんばろう!」と思っていた時期だったので、本当に“ザ☆忍者世代”なんです。

パンダ:そんな世代ないよ(笑)。

しょうちゃん:いやいや、僕の同期にザ☆忍者を知らない人はいないくらいですよ。最初に会ったときも、「お笑いをちゃんとやっている人だ」「変な発言をしたら、何だよコイツとか思われそう」って、ちょっと怖かったんです。しかも、パンダさんは楽屋の端にドシっと座っていて、見た目も大きいから、“ドン”みたいなイメージに見えて(笑)。そのときは挨拶くらいで、ほぼしゃべっていないです。

ーー芸人時代からの憧れの存在でありつつ、ちょっと怖かった?

しょうちゃん:憧れというか、見ていて怖い……?

パンダ:「ザ☆忍者世代」なんて言ってたんだから、憧れでもいいのに(笑)。僕からすると、プリっとのメンバーで唯一知らなかったのがしょうちゃんで、本当に一緒に撮影を始めてから仲良くなっていった感じなんですよね。最初は、いま思うと本当に普通の男の子だと思って接していたと思います。でも、いまは僕のなかでは、「原石」というと失礼かもしれないけれど、将来のスーパースターだと思っているんですよ。

しょうちゃん:えぇ!? 

パンダ:どういう意味かというと、芸人をやっていてもめちゃくちゃ売れる可能性があると思っていて。周り次第ですごく活きるし、ただ天然なだけだとこんな発言はできないだろうな、というのもバシッと決めてくるので。だからいまはすごく頼っているんですけど、初対面のときを振り返ると、正直ちょっとナメていたというか、ここまで才能のある子だとは思っていなかったですね。

ーーイケメンのお兄ちゃん、くらいの印象だったと。

パンダ:本当にそういう考えで見ていましたね。ただしょうちゃんは、見た目もプリッとChannelのなかで異質なんですけど、いまは演者としてもすごく貴重な存在だと思っています。

しょうちゃん:こんないい風に言ってくれるとは思っていませんでした!

パンダ:最初は全然仲良くできなかったですけどね。すごい気を遣い合っちゃうというか。でも、デブガリ企画を2人で初めてやって、それから2人で出かけるようになって、仲良くなっていった気がします。

しょうちゃん:芸歴で言うと、僕が一番後輩で、パンダさんが一番先輩なので、プリっとChannelのなかで一番差があるんですよ。もともと僕は先輩にはめちゃくちゃ気を遣っちゃうタイプで、さらに一番先輩だから、パンダさんは一番気を遣わなきゃいけない人で。でも、確かにデブガリ企画でいろんな発見があって、好きな食べ物なんかもわかっていったり、「こういう一面があるんだ」なんて思いながら、ちょこちょこ仲良くなっていった感じだと思います。

 休みの日もたまにご飯誘ってくれるんですけど、僕が唯一断らない先輩ですね。おだんごさんに誘われても、乗り気じゃないときは「ちょっとキツいですねー」って断っちゃうんですけど(笑)。でも、パンダさんに誘われるとうれしくてついて行っちゃうんです。「パンダさんが、休みを僕に使ってくれるんだ!」って。

ーーパンダさんから見ても、しょうちゃんさんはたまの休みに食事に誘いたくなるような存在なんですね。

パンダ:そうですね。でも、実際1回しかないよね?

しょうちゃん:2回です! なんで忘れるんですか! 1回と2回じゃ全然違いますよ!(笑)

パンダ:ごめんごめん(笑)。いまは奥さんがいるので、ご飯は夫婦の大切な時間だと思っているところがあるんですけど、2人の時間が合わないときは、しょうちゃんを誘っちゃうと思いますね。毎日会って話はしているけれど、もっと話を聞きたいというか。腹を割ったしょうちゃんの思いというのはあまり聞いていなくて、「将来どうしたいのか」とか、もっと聞いてみたいなと。

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