『会社は学校じゃねぇんだよ』前作から3年、三浦翔平に起きた変化 「イケメン俳優でもいいけど、演技も見て」

前作から3年、三浦翔平に起きた変化とは

「イケメン俳優でもいいけど、演技も見て」

ーー前作に出演して、仕事に対する気持ちの変化はありましたか?

三浦:自分がやりたい事、求められている事、しなければならない事を常に考え、今すべきことを優先するようになりました。前作の鉄平のように勢いでやるというより、いろんな立場に立ち、俯瞰で見られるようになりました。

ーー前作から今作までの3年間を振り返って三浦さん自身に変化、成長はありましたか?

三浦:ひとりの人間としては、いろんなことがありましたね。家族もできたし、子どもも生まれたし、悲しいこともありました。たった3年なのにドラゴンボールに出てくる「精神と時の部屋」に入ったイメージです。勢いでやらなくなったという面では、鉄平と同じかもなと感じます。

ーーデビュー当初は「イケメン俳優」と言われていましたが……。

三浦:今も言われていますよ (笑)。

ーーもちろんです(笑)。デビュー当時、演技に対する評価よりもイケメンであることにフォーカスを当てられることを、どう感じていたのでしょうか?

三浦:当時は承認欲求が大きかったので「一括りにするな」とか言っていたと思います。でも、いまは「言われているうちが華だよ」と思いますね。

ーーそれって、いつごろから消化できるようになったんでしょうか?

(C)ABEMA

三浦:「ここ!」というタイミングはなく、徐々に変化していきました。見てもらわないと始まらない仕事だから「そう言ってもらうことで、見てもらえる材料の一つになればいいか」と。だって、だいたいイケメンか、演技派か、個性派か……のどれかですし(笑)。今は「何を言われても良いけど、演技も見てね」というスタンスです。

ーー前作のインタビューの時に、24歳くらいのときに「自分じゃなくてもいいんじゃないか」と感じたとお話ししていたと思うのですが、そういう葛藤はまだありますか?

三浦:ありますよ、全然。代わりなんかいくらでもいますし、誰がやっても良いと思っています。だからこそ怖さもあり、一つひとつの仕事を全力で向き合い、見せ場を作って行かなきゃなと。「明日仕事がなくなるかもしれない」という気持ちは、常にあるので「やりたくないけどやらなきゃいけないこと」「やりたいけどやれないこと」の落とし所を見つけなければならないと思います。

■会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編
放送日:毎週木曜夜10時~
放送URL:https://abema.tv/video/title/90-1567

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