カバンに収納できる「世界最小の折りたたみ電動スクーター」がクラファンでヒット中
米カリフォルニアの電動モビリティーメーカー、Blizwheelが、クラウドファンディングで1000万円以上を集め、注目を浴びている。
今回同社が開発した世界最小の折りたたみ式電動スクーターは、米クラウドファンディングサイト、Kickstarterで1000万円以上の支援を集める人気ぶりだ。「EVをカバンの中に」のキャッチコピーにふさわしく、約40 x 16 x 10cmの超コンパクトサイズで、航空機の機内持ち込み手荷物にも入れることができる。
モデルは、ライト、スタンダード、スペシャル、プロの4種が用意されている。スタンダードモデルには200Wのモーターが2つ搭載されているが、最高速度は時速19km、1回の充電での航続距離は13kmと、やや心もとないスペックだ。最上位のプロモデルには300Wのモーターが採用されており、最高速度、航続距離はともに24kmとのこと。重さはスタンダードが3.9kg、プロが5.4kgで、「平均的な電動スクーターよりも70%軽量」だとしている。
長距離の移動には向かないが、渋滞に巻き込まれたり駐車場が見つからないといった心配がない分、ちょっとした移動には使い勝手が良さそうだ。
スタンダードモデルの小売価格は549ドル(約62000円)だが、Kickstarterでは本記事執筆時点で299ドル(約34000円)以上の支援で1台入手することができる。気になる方はサイトをのぞいてみてほしい。
(画像=Blizwheel Kickstarterより)
■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。
〈Source〉
https://www.kickstarter.com/projects/1541803670/blizwheel-e-scooter-the-ev-in-your-backpack/description