「人の真似はしない」 野村周平が語る、幅広い役を演じられる理由
ーー2019年にアメリカへ留学されましたが、新たに得られたものなどありましたか？
野村：よいタイミングで行かせて頂いたと思ってます。コロナの影響で当初の予定よりも1ヶ月早く帰ってきてしまいまいしたけど、文化の違う国での生活や友達ができたことは素晴らしい経験でした。また、僕の周りのアメリカ人は、他人のことをよく見ていて、困った時にスッと手を差し伸べてくれるようなあたたかい方が多かったので、人に対する付き合い方も学ぶことが多かったです。海外にまた行けるようになったら、アメリカとはまた違う国でその国らしさを感じてみたいですね。
ーー帰国後はドラマへの出演を再スタートさせるなかで、『私たち結婚しました』（ABEMA）ではモキュメンタリーというジャンルにも挑戦していますね。素の野村さんが見られると視聴者から反響があります。
野村：完全に素というよりかは、「いきなり結婚して最終的には“夫婦になる”」という設定の壮大なエチュードをやらせて頂いた感じですね。台本もないし先々の流れも自分たちの行動次第で変わるようなお話だったので、そういった部分では僕の素の部分も出ていたのかもしれません。
ーー番組を通して、今後演技などに活かせそうなことなどありましたか？
野村：もし今後（さとう）ほなみさんと夫婦役やカップル役での共演があれば、最高の恋人を演じられる自信はありますね（笑）。
ーー『会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編』では新たに起業家という役を演じられますが、台本を読んでみていかがでしたか？
野村：30分尺のドラマにしては情報量がかなり詰まっていて、台詞も長くて多い。事業についての本を読んでいる感覚で、ものすごく勉強になりましたし、触れたことのないジャンルだったのでワクワクしましたね。
ーー前作で主演、今回もキーパーソンとして登場される三浦翔平さんに対する印象はどうですか。過去にはご共演もされていますよね。
野村：「会社は学校じゃねぇんだよ！」と喝を入れる姿が本当に似合うなと。三浦さんの冷静な部分と熱い部分のギャップが見られると思いますよ。
ーー役作りについては何か準備されていますか？
野村：YouTubeで起業家の方のプレゼンの様子なんかは色々見たりしていますが、あとは現場で監督と話をしたり雰囲気を感じながら役を作っていこうと思います。僕の演じる役が逆境に立ち向かっていくストーリーなので、難しい台詞が多いなかでもばっちり覚えて、熱のこもった芝居をしたいです。
■『会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編』
放送日時：10月21日22時〜
放送URL：https://abema.tv/video/title/90-1567
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