カリスマYouTuber・カルマ、TV初密着で見せた“類稀なるセルフプロデュース力”

 人気YouTuber・カルマの初のTV密着取材が、テレビ朝日系列『ノブナカなんなん?~アノ人なんなん?人生のぞき見ドキュメント~』にて、9月18日放送された。このようにTVで密着されるのは初となり、番組としても10月からのゴールデンタイム移行前に打ち出した、満を持しての特集となる。3日間の密着の中では、これまで明かされなかった私生活も公開されており、番組での発言も交えながら、いまいちどカルマの活動とその魅力を振り返ってみたい。

約1年で登録者100万人を達成

原宿で山崎賢人に変装して歩いたら女子に囲まれ警備隊まで出る大騒動…w【山崎賢人】

  番組内では、高級タワーマンションに住みながらも、特売日を狙ってスーパーで買い物をしたり、唯一の癒しであるという自炊する様子が放送された。しかし、これはこれまでのカルマの活動を知っている者なら、驚くような姿ではなかっただろうか。

 現在、チャンネル登録者173万人の人気を誇るカルマ。その活動期間は意外にも3年半と短くも、話題に欠かせない濃厚なトピックと伝説を数々と作ってきた。しかし、そんなカルマにも“鳴かず飛ばず”の時期があり、「有名になりたい」その思いで16才で上京。しかしバイトを多数掛け持ちしながら、タレント養成所に通う日々が続いた。「なぜ認められないんだろう」という悔しい思いを抱えながら、5年もの月日を過ごしたという。

 そんな中「今の時代の“最強の名刺”を考えた時にYouTubeだと思った」というカルマは、2018年YouTube活動を本格的に始動。その数カ月後に投稿した、俳優の山崎賢人に変装し、原宿を練り歩くドッキリ動画が大ヒットする。街中が本人と信じ込み、警備隊も出動するほどの大勢の人を集め、以降もアーティストのジャスティン・ビーバーらに扮するなど、“変装ドッキリ”がカルマの人気コンテンツとなっていく。規模を拡大しながら、視聴者をリアルに巻き込んでいく、現在のスタイルはこの頃から確立されていったように思う。

 その後も、自身のリアルなストーカーを家に上げる動画や、特攻服を着て北九州の成人式に突撃する動画など、ほかのYouTuberとは一線を画した動画を次々と投稿。人気YouTuber・ラファエルとのコラボや、同じく人気YouTuberのもえりんと幼馴染であることが明かされるなど、注目度と話題は尽きることなく、2019年8月に当初の目標であった登録者100万人を約1年ほどで突破したのだった。100万人を目標にしていたのも、「100万人が後ろにいることで自身の発言力が増す」ということで、カルマの発言や活動から垣間見える自己プロデュース力は早い段階から生まれていたことが分かる。

繰り返す活動休止と驚きの復活

【日本一位】アイツがまた伝説を作りやがったwwそしてあの人も登場し大パニックに…

  しかし、100万人を達成したその8月に動画投稿が急に途絶え、次に投稿されたのは実に4カ月後の12月だった。その間には、手術をしていたことも明かされており、動画で見る自由度の高い“カルマ像”とはまた違った、活動へのストイックさがうかがえる出来事ともなった。

 今回の番組内でも、動画の編集作業に没頭し、自らを追い込みながら葛藤する姿や、ソファでそのまま寝落ちてしまう姿が映像に収められていた。「基本全部自分がたずさわってないとダメ」「絶対まかせることはできない」「いつも通りの編集はない。毎回、0から1を作っていかなきゃいけない」と動画や企画を作り込む様子が放送された。

 2020年の8月にも活動休止をしているカルマだが、彼の“活動休止”は単なる休みではない。毎回何かのプロジェクトが裏で動いており、驚くようなニュースを連れてくる。この時には、初の自叙伝の発売、自身がプロデュースするアパレルブランドの設立、それらを広告する渋谷109のシリンダー広告のジャックが発表されてきた。この時点で彼は、驚くべきことに特定の事務所への所属はしておらず、「全部に関わらないと自信を持ってカルマって名前が出せない」との発言通り、クリエイティブな部分には彼がイチからすべて携わっている。



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