松田翔太&菜々緒、“川栄アバター”に夢中? KDDIが発表したau版メタバース構想とは

KDDIが発表したau版メタバース構想

 5G(第5世代移動通信システム)の覇権を巡り、国内の通信キャリア各社による熾烈な争いが繰り広げられている。

 5Gに付帯するコンテンツの拡充やサービス提供エリアの拡大など、まさに各社揃い踏みといえる状況となっており、来たるべき次世代の通信技術の可能性を切り開こうとしている。

 そんななか、KDDI株式会社は去る9月13日に「新サービス発表会」 をオンラインで開催した。今後のau 5Gにおける事業展望や取り組みについて発表する場となった。

生活動線上にこだわりながら5Gネットワークを拡張していく

 第一部にはKDDI株式会社 代表取締役社長の髙橋誠氏が登壇。

 2020年の「5G元年」から1年が経ち、さらなる5Gネットワークの拡張に向けて目指す指針を冒頭で示した。

 「当社は『ずっと、もっと、つなぐぞ。au』をスローガンに掲げているが、これには2つのネットワークが関係している。まず1つ目は、鉄道や商業地域などの生活動線上にこだわりながら、5Gネットワークを展開していること。そして2つ目は、人と人とをつなぐネットワークの形成であり、すなわちリアルとバーチャルを融合したボーダレスな未来を目指している。リアルの世界に存在するあらゆる制約から解放される新たな社会を創造していきたい」

リアルとバーチャルを融合した「au版メタバース」


 そして、KDDI株式会社 執行役員 パーソナル事業本部 サービス統括本部 副統括本部長の繁田光平氏からは「au版メタバース」の構想やサービスを発表。

 ハードウェアの進化や5Gエリアの拡大により、メタバース(仮想空間の世界)への注目度は急速に高まっている。

 auが考えるメタバースとは「リアルとバーチャルを連動させるプラットフォーム」を構想しているという。

 「『バーチャルシティ』は新たな都市体験を生み出す新サービス。昨年発足した渋谷5Gエンターテイメントプロジェクトを通して、これまでパートナー企業とご一緒しながら着々とイベントやコンテンツを提供してきたが、いよいよ『バーチャルで完結する世界から、リアルとの融合を図る』ためのフェーズに突入する。具体的には、昨年延べ40万人が参加したバーチャルハロウィンフェスを今年も開催し、バーチャルステージでのエンターテインメントコンテンツを用意する。

 さらには“自分をアバター化してバーチャル世界にダイブ”すると題し、Pocket RD社の完全自動アバター生成システム『AVATARIUM(アバタリウム)』と連携した取り組みも行う。自分オリジナルのアバターを事前に渋谷の街で生成し、当日はバーチャル世界の渋谷を楽しめるといった『リアルとバーチャルが溶け込む』ような新しい体験を提供していく」

月額基本料0円の新料金プラン「povo2.0」を発表

 第一部後半には、2021年3月からスタートした新料金プラン「povo」のリニューアルを発表。

 KDDI Digital Life株式会社 代表取締役社長の秋山 敏郎氏は「これまで月額料金2,728円(データ容量20GB)のワンプランで提供してきたが、本当にこのプランだけでお客様のニーズを満たせているのか常に考えていた。試行錯誤の末、たどり着いたのが『ゼロから始めるオールトッピング』というもの。月額のベースプランは0円に定め、お客様が必要に応じて通話やデータ、コンテンツなどをトッピングしていく『povo2.0』を9月下旬より開始する。これにより、お客様の多様なライフスタイルに応えられるようにしていきたい」と語った。

日常生活でデータ容量を貯める「#ギガ活」を普及させていく

 また、KDDI株式会社 事業創造本部 ビジネスインキュベーション推進部 部長の中馬和彦氏は、povoに関連した「ゼロから始める、もう一つの楽しみ方」として「#ギガ活」を提唱した。

 「『#ギガ活』とは『もらう』や『さがす』、『あたる』などトッピングとも違う、新しいギガチャージ活動のこと。例えば、せっかくショッピングするなら、ギガがもらえるコンビニやスーパーなどに足を運ぶなど、新たな行動変容を起こせると考えている。また、『かくれpovoを探そう』と銘打ったキャンペーンも展開していく。アイカサやLUUPといったスタートアップ企業と組み、povo仕様の傘や電動キックボードを見つけると、ギガがもらえるという『街中でのギガさがし体験』を通じて、ギガ活を啓蒙していきたい」

 そのほか、スペースX社が提供する高速衛星ブロードバンド「Starlink(スターリンク)」との業務提携や、鬼滅の世界をスマホで体感できる「鬼滅の刃×au『こころ、ゆさぶる伍ノ世界。』」についても発表された。

 au 5Gを主軸にした新しい価値観やライフスタイルの提案に注力する姿勢が、大いに伺い知れるプレゼンテーションだった。



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