『虹とオオカミには騙されない』6話ーー中間告白でしゅうぞうがついに決断　「一緒にいると一番笑顔になれる」

　セイラ（安斉星来）としゅうぞう（大平修蔵）の月LINEデートでは、何ともじれったい様子が映し出される。しゅうぞうと目が合うだけで照れてしまい肝心なことは聞き出せないセイラ。そんな自分にも歯痒いし、沈黙も気まずいし焦りもあるしで「どう？」しか言えないセイラがまた可愛い。前回のしょうた（西岡星汰）がTakiを誘った月LINEの時の初々しさとも近しいものがあった。

　続いて、エザキ（YOSHIKI EZAKI）がりの（和内璃乃）を自分のライブに誘った太陽LINE。参加したりのもモモカ（momoca）も、ライブでの色気溢れる別人かのような姿を見て、エザキへの気持ちが大きくなったようだ。一方りのはエザキへの気持ちも気になるところだが、中間告白前のキーポイントとなる太陽LINEに、こうへい（山下航平）が参加しなかったことにもモヤモヤを抱えているらしい。

　そして、いよいよ迎えた女子からの中間告白「NOTオオカミ宣言」。今回は女子の気持ちを伝えることとNOTオオカミ宣言がメインの目的のため、男子は自分の気持ちを明言する必要はないようだが、男子メンバー全員がきちんと自身の想いを伝えていた。

　のあ（加藤乃愛）から告白を受けたかいと（堀海登）は「のあのことが好きです。これからもずっと僕のことを好きでいてくれたら嬉しいです。なので好きでいてくれるって約束して下さい」と答え、指切りを交わす。

　続いて、モモカはエザキを指名しストレートに想いを伝えた。エザキは「太陽LINEで気持ちがはっきりしたんだよね。俺はモモカが好き」「迷いはない。（気持ちが）増してってる。今が一番好き。昨日より今日が好き」と言葉を重ねた。この回答は「このあいだまではりのにアプローチしてたけど、私でいいの？」というモモカの心配を払拭するのに十分だっただろう。

　気になるりのが呼び出した相手はこうへいだ。浮かない表情のりのは「こうへいくんと一つお話がしたいです」と切り出す。エザキに誘われた太陽LINEにこうへいが来なかったのは、りのが他の人に心変わりしても良いということだったのか？という真意を確認したかったようだ。こうへいは「りのちゃん（の心）が他の男の子に行っても良いってことではないし、正直りのちゃんが仮にエザキに心が動いたとしても、俺はもうりのちゃん以外興味なかったし、心を決めていた」と、覚悟の上で送り出したことを自身の想いに乗せて真っ向から伝える。さらにはりのと交換したファーストブレスレットを大事に持っていると取り出し、この修羅場にもなりかねない局面をむしろプラスに好転させた。こうへいが両手を広げ、そこにりのが飛び込む様子は何とも可愛らしく、少し涙ぐんでいたこうへいの姿がまた素敵だった。