Z世代の半数以上が2022年に転職? 米アドビの調査で明らかに

Z世代の半数以上が来年に転職を検討

 “大転職時代”は到来するのだろうか。画像編集ソフトのPhotoshopなどを扱う、米ソフトウェア企業・アドビの調査で、Z世代の多くが2022年に転職を検討していることが明らかとなった。

 この調査は、米国、英国、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、日本の3,400人の企業労働者(会社員)に対して行われたもので、同社は調査におけるZ世代を18〜24歳、ミレニアル世代を25〜39歳と定義している。

 調査結果によると、Z世代は全世代の中で最も仕事への満足度が低く、半数以上が来年に転職することを考えているという。ワークライフバランスに満足していると回答したのは56%、仕事全体に満足している人は59%にとどまった。

 アドビのマーケティング担当バイスプレジデント、トッド・ガーバー氏は、「調査結果を見ると、会社員と中小企業の役員クラスは、仕事における“時間”に不満を持っている。重要でないタスクに多くの時間を費やし、ワークライフバランスがうまくとれず、生産性を向上するためのデジタル化が進んでいないと感じている」と述べた。

 Z世代の57%とミレニアル世代の54%は、いつでも仕事に対応しなければならないプレッシャーを感じているといい、同65%と58%は仕事を単純作業だと感じており、両世代の65%は、疲れを感じているとのこと。  

 ガーバー氏によれば、事務作業は、従業員が疲弊する大きな原因だという。「彼らは自身のキャリアを追求することに情熱をもっていて、単純な事務作業に多くの時間を費やしたがらない。若い世代はテクノロジーとともに育ち、扱い慣れているので、作業効率を上げるためのより良い方法があることを知っている」。

 そして「労働者が直面する多くの問題は、デジタルファーストの考え方を採用すべき企業に見られる」とし、「テクノロジーを取り入れることで、ワークフローを簡素化し、時間や場所にとらわれず、生産性と協調性を実現できる」と述べた。

 デジタル化が、若い世代の不満解消に大きく役立つと考えているようだ。すべての業務がすぐにデジタル化できるわけではなく、またソフトウェア企業が行った調査であることは念頭におきつつも、採用側にとっては興味深い調査結果だろう。

(画像=Pexelsより)

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

〈Source〉
https://fortune.com/2021/08/26/pandemic-burnout-career-changes-great-resignation-adobe/



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