Switchの“キャラチェキ”はZ世代にも支持される? 近年のチェキブームから考える
富士フイルムは、4月30日にNintendo Switch専用アプリ「instax mini Link for Nintendo Switch」をリリースすると発表した。スマートフォン用チェキプリンター「instax mini Link」に接続すれば、Switchで撮影したスクリーンショットをチェキに印刷することができる。
やり方は簡単で、Switchのスクショを自身のスマホに転送し、アプリで画像を選択すれば「instax mini Link」から出力される仕組みだ。昨年12月のアップデートにより、Switchからスマホへの画像転送がより気軽にできるようになった。
「instax」の公式サイトでは『あつまれ どうぶつの森(あつ森)』の島の仲間をチェキにしたものや、『New ポケモンスナップ』で出会ったポケモンたちをコレクションするといった楽しみ方が紹介されている。もちろん、他のタイトルのスクショもチェキにできる。
またアプリのリリースに合わせて、「instax mini Link」の新色「アッシュホワイト(Red&Blue)」が登場する。Switchカラーと同じく、差し色に赤と青をあしらったデザインだ。さらに、4月30日に発売されるSwitch用ゲーム『New ポケモンスナップ』のリリースを記念して、プリンター本体と、ピカチュウデザインのシリコンケースとのセットも数量限定で発売される。「instax mini Link」を持っていない方は、これを機にゲットするのも良いだろう。
チェキブームの要因は“懐かしさ”だけじゃない Z世代からも支持を得る理由とは
日本国内のみならず、今世界的に「instax」をはじめとするインスタントカメラブームが巻き起こっている。しかも大人世代だけでなく、Z世代(1996〜2012年生まれ)にとってもまた身近なものとなっているようだ。
インスタントカメラは1980〜90年代に流行し、2002年にピークを迎えて以降は下火となっていた。ところが近年、驚異的な復活を遂げており、「instax」は2004年の10万台から、2019年には350万台と、大幅に販売台数を伸ばしている。インスタントカメラ全体で見ても、2005年の約100万台から、2020年には約2750万台へと急増した。