高級腕時計紹介動画、なぜYouTube上でブームに? 東海オンエア・りょうも自身の高額コレクションを披露
ステータス性があり、モノによれば資産としても高い価値が認められている高級腕時計は、YouTuber・タレント界隈でも愛好家が少なくない。そのこだわりのコレクションを披露する“腕時計紹介動画”が最近、YouTubeで人気を集めている。
6人組YouTuberグループ・東海オンエアのりょうが8月16日、自身の公式YouTubeチャンネル「ブラーボりょうのボンサバドゥ!チャンネル」に公開した動画で、計4本・合計約1010万円の腕時計コレクションを披露した。
りょうにとって、高級腕時計は「ロマンの塊」とのこと。「たくさんの職人さんたちが長い年月をかけて培ってきた技術の結晶がこの工芸品なわけですよ。ワクワクするわけじゃないですか。そんなこいつが人生28年しか生きてないような若造と人生を共にしてくれるんですよ。一生ですよ!? 一生!」と興奮気味にその魅力を熱弁した。
腕時計コレクションの1本目は「OMEGA SEAMASTER DIVER 300M」。りょう曰く「人生で一番付けている時計」で、20歳の記念に父親からプレゼントされたものらしい。購入価格は「たぶん30万円前後」だという。2本目は、26歳の頃に入手し、購入価格120万円の「ROLEX SUBMARINER DATE」。3本目は、27歳の頃に入手し、購入価格360万円の「PATEK PHILIPPE AQUANAUT」だった。
もっとも高額だったのは、「A.LANGE &SOHNE LANGE 1 MOON PHASE」。本モデルには、文字盤にその時々の月の満ち欠けがわかる機能が搭載されていると言い、りょうは「これがもう、非常に使わないんですよ。そんな無駄なところも愛おしい」と目を細めた。
購入価格は500万円。りょうは25歳の時まで、当時からすでに売れっ子YouTuberだったにもかかわらず、月給20万円・家賃5万円の1Kで暮らすサラリーマン生活を続けていた。2年前に「その生活を辞めよう」と決意し、ちょうど26歳の誕生日が間近だったこともあって、この高級腕時計を自分へのご褒美として購入したようだ。りょうは「基本はそういう節目とか頑張ったと言える時に自分に買ってあげられたら、より思い入れも強くなっていいんじゃないかな」と持論を展開した。
個性を生業とする職業だからなのか、YouTuber・タレントの時計コレクションは十人十色だ。
宮迫博之は8月12日に公開した動画で、2000万円相当だという「AUDEMARS PIGUET」の「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー」をはじめ、「JUNGHANS」、「VACHERON CONSTANTIN」の「ヒストリーク・アメリカン 1921」、「TAG Heuer」の「モナコV4」といった自慢の逸品を紹介している。王道のロレックスをはじめとしたスイス製時計ではなく、ドイツ時計の「JUNGHANS」や、世界三大時計ブランドの1つである「VACHERON CONSTANTIN」をコレクションに加えているあたり、いかにも通好みだ。
また、最近腕時計にハマったという霜降り明星の粗品は、公式YouTubeチャンネル「しもふりチューブ」で、349万円の高級腕時計「パテック・フィリップ カラトラバ」、130万円の「ロレックス ミルガウス」のほか、通販で一夜にして爆買いしたというピンからキリまである、バラエティ豊かな24本の腕時計を一挙公開していた。