『私たち結婚しました』7話ーー野村周平の一言にさとうほなみが涙 「尊敬」の気持ちが“夫婦”の絆を深めていく

『私たち結婚しました』7話レビュー

白州迅、本領発揮のお姫様抱っこ! 男らしい宣言も飛び出す

 距離を縮めるのが早かった野村&さとう夫妻に比べて、白洲&堀田夫妻は、少しローテンポのように見えた。だが、今回のボウリングデートで、2人の関係は急展開を迎える。

 ボウリング場に到着すると、レーンには「ボウリングで勝負してください」という“ラブミッション”が。勝者のご褒美も用意されているという。白洲が大きなハンデをあげた結果、ボウリング対決は堀田の勝利。妻へのご褒美として、夫がお姫様抱っこをすることになった。

 ここで、白洲が本領を発揮する。抱きかかえる前に、ひざまずいて「お姫様」と手を差し伸べたのだ。その姿は、まるで物語から飛び出してきた王子様のよう。自らそういったアドリブをするタイプではないからこそ、より胸に刺さる。

 真面目で慎重な2人だからこそ、これまで距離を縮めるのに時間がかかってしまった。白洲も、「どうしたらもうちょっと夫婦感を出せるのか……」と悩んでおり、それゆえのアドリブだったのかもしれない。

 さらに白洲は、「俺からグイグイ行くようにする、ついて来て」と男らしく宣言。これまでマイペースだった彼に何があったのか……。しかし、“グイグイ行く”と言われると、少し意識してしまうもの。「ついていきます」と返す堀田の表情は、彼に対する信頼が芽生えたように見えた。

 そして、ボウリングデートのあとは堀田が手料理を振る舞うことに。オムライスを作りながら、仕事トークが繰り広げられた。「仕事楽しい?」と聞かれた白洲は、「すごい真面目に答えると、簡単に楽しいって言いたくないって思っちゃう」と答える。これは役者として、悩みを抱える登場人物を表現するなかで芽生えたポリシーだそうだ。

 真摯に仕事に向き合う白洲の言葉に、堀田も胸を打たれた様子。「真面目な人なんだな。俳優さんを支えるのって、生半可な気持ちではできない。精神的支柱になりたいなって思いました」と妻としての覚悟を決めた。

 2組の夫婦ともに、相手の仕事に対する姿勢を知った第7話。野村&さとう夫妻は、妻のライブを見て、尊敬するように。白洲&堀田夫妻は、夫の真剣な仕事論を聞いて、支えたいという想いを抱くようになった。次週放送の第8話では、さらに夫婦らしさを増す予感!次回の放送も待ちきれない。

■番組概要
『私たち結婚しました』
配信日時:毎週金曜夜11時~
配信チャンネル:ABEMA SPECIALチャンネル
配信URL:https://abema.tv/video/title/90-1534

(C)AbemaTV

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