『わたママ』4話ーー10代での妊娠・出産に対する“偏見”との戦い……「年齢を言うのが怖い」

『わたママ』4話レビュー

 しゅんを大きく変えた出来事は、出産の立ち会い。コロナ禍での出産だったため、夫以外の立ち会いはNG。不安なまやを近くで支えることができたのは、しゅんだけだった。まやは、出産時のことについて、「もっと時間がかかったんじゃないか、もっと痛かったんじゃないかと思うくらい支えてくれた。しゅん君が泣いているのも初めて見て……」と振り返る。

 「こうやって、命って生まれてくるんだって感動的に感じて。勝手に涙が出てきちゃった」としゅん。尊い命が生まれる瞬間や、それまでの軌跡を見たからこそ、妻であるまややと娘を大事にしようという気持ちがより強くなったのだという。

 「この子が大きくなるまではちゃんと育てられるように。不安定な職業だからこそ、稼げる時に稼がなきゃ」「家は持ちたいなって思いますね。子どもがいなければずっと賃貸だろうけど、子どもがいたら遺すものとして」と話す2人は、もうしっかりパパとママの顔をしている。

 最後には、「男の子だったらどんな名前つける? みたいな話もしていて。子どもは、2人か3人欲しいな」と2人目の予定を明かすシーンも。「こんなに楽しく子育てができるんだ」と笑顔で話すまやの存在は、これからママになる人にとっても、心強いものになるだろう。

 次週配信の最終回では、ママであり娘でもあるまやの想いや、家族集合で過ごす時間が描かれる。結婚1周年を記念した、しゅんからのサプライズも必見だ。

■番組概要
『普通の女子高生だったはずの私が 16才でママになって知ったことは、』
配信日時:毎週火夜10時~
配信チャンネル:ABEMA SPECIALチャンネル
配信URL:https://abema.tv/video/title/90-1538

(C)AbemaTV

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