打倒ポケモン社員! 『Pokémon UNITE(ポケモンユナイト)』試遊会に参戦してきた

『ポケモンユナイト』試遊会レポ

 7月に配信が予定されている今夏最大の(と言ってしまっていいでしょう)期待作『Pokémon UNITE(ポケモンユナイト)』。6月末に2日間に渡って行われたネットワークテストも大盛況で、筆者も大変楽しませていただきました。シンプルかつ奥が深いゲームプレイに病みつきになったプレイヤーも多く、配信開始を今か今かと待ち望んでいることでしょう。そんな中、配信開始に先駆けて株式会社ポケモンで行われる『Pokémon UNITE』事前バトル試遊会にリアルサウンド テックも招待されました! 今回の記事ではその模様をお届けしようと思います。

 ということで、株式会社ポケモンに到着、ロビーには『ユナイト』にも登場する人気ポケモンたち5匹の姿が。とくにピカチュウ、ルカリオあたりはネットワークテストでも猛威を奮っていたポケモンだという印象があります。ポケモンたちのもつ圧倒的なオーラとあまりの愛らしさに思わず頬が緩んでしまいました。株式会社ポケモンには実際にポケモンがいるんですね! 当たり前のことかな……?

 そして、株式会社ポケモンの方からロビーで「挑戦状」を手渡されました。内容を要約すると、今日集まったメンバーで、社員によって結成されたチームを倒せとのこと。呼びつけておいていきなり挑戦するなんてとんでもない企業ですが、ポケモントレーナーは目と目が合ったら戦うものなので仕方ありませんね……!

 通されたのがこの試合会場。ここで初対面の他社編集部の方とチームを組んで社員を倒せとのこと。場合によってはデスゲームが始まってもおかしくないようなシチュエーションですが、そこは株式会社ポケモンなので、かわいいポケモンのぬいぐるみが大量に置いてあり、不思議と殺伐とはしていません。

 まずはチュートリアルを遊んで、ゲーム内容について学ぶ時間。ネットワークテストに参加されてない方のために、僕なりにざっとゲーム内容を説明していきます。本作は公式によれば「5VS5で戦う“チーム戦略バトルゲーム”」で、より多くの特典を相手ゴールに決めたチームの勝利となるe-sports要素の強いゲームです。ゲームに詳しい方には「MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)」として知られているジャンルの亜種、と説明したほうがわかりやすいかも知れません。本作の開発に携わっているTiMi Studiosは『王者栄耀』やそのグローバル版である『伝説対決 -Arena of Valor-』といったMOBAタイトルの開発元でもあります。

 本作には丁寧なチュートリアルがついていますから、同ジャンル初体験のプレイヤーであっても難なく参入することが可能かと思われます。また題材がポケモンなだけあって「進化」や「わざの選択」など、ほかのMOBAとは一閃を画したようなシステムが多く搭載されています。特に、「一試合が必ず10分で終わり、その時点で点数が多いチームの勝ち」という勝敗の決定は本作の大きな独自性でしょう。後半には逆転要素もあり、リードしていても最後まで気の抜けない緊張感のあるゲームプレイが楽しめます。その他詳しいことは説明が長くなりすぎちゃうので割愛しますが、非常に奥が深く、かつ楽しいゲームになっています。

 第1試合は、筆者は「アブソル」をピックしました。ネットワークテストで最も使った愛着のあるポケモンで、移動技があるため奇襲能力が高いのが特徴です。壁を飛び越えて移動することができるのでピンチのとき逃げる性能も高めです。初心者の方もいますから一戦目は向こうも様子を見てくるはず……「勝つならここだ!」と思ったので最も得意なポケモンを使うことにしたわけです。

 ゲームは(おそらく様子を見てくれているであろう)株式会社ポケモンに、おそらく経験があるであろうプレイヤーたちが遠慮なく仕掛けていってかなり有利な展開に。終盤、倒せれば大逆転チャンスとなるサンダーもこちらのチームが取ることができました。

 結果、一戦目は株式会社ポケモン社員さんたちの“優しさにつけ込んだ形で”圧勝することに成功。これが出来ただけでよかったです。でもいきなり挑戦されているわけだし……ちょっとぐらいはいいですよね……?

 第二戦が始まる前、なんと先程のポケモンたちが応援しにやってきてくれました。会場はてんやわんやになり、新手の精神攻撃か?とも思いました。

 なぜかピカチュウがガン見してくる中、がんばってプレイしていきます。しかし先ほどとは打って変わって本気気味の社員の猛攻に、こちらは為す術がありません。特にガブリアスが育ってしまい、完全に手がつけられなくなりました。体感的なものでしかありませんが、かなり「強い」ポケモンなのでは? と思います。序盤が一番弱く後半強いため、序盤の時点で対策しておくのがよいのかもしれません。

 その後、サンダーを取ることに成功するなどかなり食い下がりましたが、終わってみれば大負けでした。ポケモンを動員してまで勝ちをもぎとってくる株式会社ポケモン……絶対に許せません!!

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる