“世界とつながる窓”でおうち時間が充実するかも? 窓型スマートディスプレイ「Atmoph Window」

“世界とつながる窓”でおうち時間が充実?

 4度目の緊急事態宣言でおうち時間の延長が決定したいま、“世界とつながる窓”「Atmoph Window」で旅行気分を味わってみてはいかがだろうか。本製品は、1200以上の絶景動画が楽しめる窓型スマートディスプレイだ。

Atmoph より
Atmophより
Atmophより
Atmophより

 4Kカメラで撮影されたシャープな映像と、生活音や環境音の再現により、本当にそこに窓があるかのような臨場感が味わえる。映像は15分間続くので、“ループしてる感”を感じることもないようだ。自然科学系メディア『NATURE & SCIENCE』のインタビューで、同社の代表取締役、姜京日氏は、人間の脳がディスプレイではなく窓だと感じられるよう、フレームや尺に徹底的にこだわったと語っている。

 季節のうつろいを感じられる風景も多く用意されており、先月には紫陽花で有名な京都・善峯寺の風景が追加された。青々と茂る木々と、紫陽花の鮮やかな青が夏の始まりを思わせる。

 風景映像は1200本以上におよび、気分や時間帯に合わせて好きなものを選ぶことができる。オート機能をONにすれば、自動で映像を選択・再生してくれるようだ。お気に入りに登録したプレイリストを再生したり、時間に合わせて風景を切り替える機能も用意されている。

 またライブストリーミング機能では、世界各地に設置されたカメラを通して、リアルタイムでその土地の風景を見ることができる。同じ景色は二度とないだけに、飽きずに楽しめそうだ。

映像を提供するのは、「情熱大陸」にも出演した有名カメラマンたち

 「Atmoph Window」のような商品をきっかけに、海外への移住を決める女性を主人公にした漫画もある。

 漫画家の靴下ぬぎ子氏の『思えば遠くにオブスクラ』は、フリーカメラマンの片爪が、「Atmoph Window」(らしき製品)の動画カメラマンを募集していることを知り、一念発起でドイツに飛び立つ物語だ。作中ではまだカメラマンとして活動していないものの、今後その様子が描かれるかもしれない。

 実際に「Atmoph Window」に動画を提供するカメラマンには、ベテランも数多くいる。27年に渡り世界各地で水中撮影を行い、TBS系の「情熱大陸」にも出演した鍵井靖章氏もその1人だ。同氏は世界有数のダイビングスポットのモルディブや、沖縄・慶良間諸島の動画を提供している。同社のプレスリリースによれば、「海流による衝撃や揺れへの対策、またどれだけ水中をクリアに映し出すか」など、地上での撮影とは異なる課題がありながら、見事に撮影を成功させたようだ。

Atmoph YouTubeより
鍵井靖章氏が撮影したモルディブの海中|Atmoph YouTubeより

 最近追加された米カリフォルニア州、サンディエゴを撮影した俵山忠氏は、サントリーやANAなどの広告写真、GoogleのPV撮影などに携わってきたカメラマンだ。「Atmoph Window」には、カリフォルニア州の四季折々の風景や、ボリビアのウユニ塩湖、ペルーのマチュピチュといった絶景スポットの動画を提供している。

 月額980円〜の無制限プランなら、彼らが撮影した1200本以上の風景が見放題となる(ディスプレイ本体は別料金)。お家時間の充実にあたって、自宅に絶景を取り入れるのも良いかもしれない。

(画像=Atmophより)

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

〈Source〉
https://atmoph.com/ja
https://nature-and-science.jp/atmoph/#page-1

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