Twitterが投げ銭機能「Tip Jar」をリリース パクツイ、無断転載増加を懸念する声も

Twitterが英語圏に投げ銭機能を導入

 Twitterは、Android・iOSアプリ向けに投げ銭機能「Tip Jar」をリリースした。これにより、ユーザーは支援したいアカウントに直接送金できるようになる。日本語圏への適用時期は未定だが、ユーザーの間では早くも話題になっている。

 この機能を利用するには、まずプロフィール編集画面から「Tip Jar」を有効にし、支払い方法を選択する。次に、投げ銭したいアカウントのプロフィールページに新しく表示される「お金」アイコンをタップすれば送金が行える。

 現在新機能を利用できるのは、言語を英語に設定しているユーザーのみで、投げ銭を受け取れるのもクリエイター、ジャーナリスト、専門家、非営利団体などに限定されているが、今後対象言語・ユーザーを拡大していく見込みだという。Twitterは今回のリリースについて、「私たちはTwitterでの会話を通して、フォロー、リツイート、いいね以外の方法で、皆さんがお互いにサポートし合える仕組みを提供したいと考えている」と述べている。

 これまでクリエイターからは「Twitterでバズっても1円も入らない」と言われており、今回の「Tip Jar」リリースは、彼らがサービスを利用する動機付けとなることだろう。一方で、画像の無断転載や、文章をそっくりコピーする、いわゆる“パクツイ”でフォロワーを稼いでいるアカウントがマネタイズできてしまうといった問題点も指摘されている。

 同社はこの点に対応するのだろうか。動向を見守ろう。

(画像=Twitterより)

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

〈Source〉
https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/product/2021/introducing-tip-ja.html
https://www.theverge.com/2021/5/6/22423583/twitter-tip-jar-feature-sending-money-venmo-cashapp

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