Amazonが“ロボットトラック”の開発に着手か? 自動運転技術の開発会社へ投資・買収続く

Amazonが“ロボットトラック”開発に着手?

 電気自動車を開発するRivian社へ投資し、配送車のEV化を進めているAmazonだが、どうやらこの展開には先がありそうだ。

 Bloombergは21日、Amazonが“ロボットトラック”こと自動運転トラック技術のスタートアップ起業・Plus社へ1,000台の自律走行システムを発注。最大20%の株式を購入するオプションを取得することを検討していると報道した。

 Amazonはこれまで、2019年にスタートアップのEmbark社が設計した自動運転の大型リグを使って一部の商品を運搬したり、電気自動車を開発するRivian社へ投資し配送車のEV化を進め、2020年には商用ライドシェアサービスを目的とした独自の自律走行車を開発している新興企業Zooxを買収。グーグルの自動運転車部門の元責任者が運営する自律走行スタートアップAurora社へ5億ドルの投資を行うなど、自動運転への投資を続けている。

 Zoox社とAurora社への投資では、歩道を走行する配送ロボットの実験を行っていることから、今回のPlus社へ検討している株式取得が実現した際には、かつて掲げていた自律走行の配送車がいよいよ現実味を帯びてきそうだ。

(画像=Plus社公式HPより)

〈Source〉
https://www.theverge.com/2021/6/21/22544243/amazon-plus-autonomous-truck-startup-stake
https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-06-21/amazon-is-in-talks-to-buy-stake-in-ai-truck-driving-startup-plus?sref=ExbtjcSG

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