『恋ステ 2021春 Tokyo』第10話ーー史上初の“成立カップルなし”に急展開! のあが「もう一度会いたい」相手とは?

『恋ステ 2021春 Tokyo』第10話レビュー

 公園に来た2人はキャッチボールをしながら互いに質問をしあうことに。「付き合ったら何したい?」「どれくらいの頻度で会いたい?」という質問を重ねるうちに「束縛はする?」とたいしゅうからのパスがのあに。「するときもあるし、しないといもある」と答えたのあは「他の女の子と同じ扱いだったら嫌」と自身の不安に思っていたことをここで初めて伝えた。

 これに対したいしゅうは「(他の女の子)に好きとはいわない」と彼女とそれ以外の差があまりないことを明かす。さらに付き合ったあとの喧嘩の話になると「付き合って喧嘩するとすぐ別れようと言ってしまう」と不安を払拭どころか増幅させる発言を連発する。これにはのあも気持ちが揺らいだようで「わからん……」と、たいしゅうとの再会に「ドキドキした」と顔を綻ばせていた時とは一変して、雲行きの怪しい表情を浮かべた。

 オブラートに包まず伝えてしまうたいしゅうの素直さが仇となってしまったが、ここは乙女心を汲み取って安心させて欲しかった……。しかし付き合った後にギャップを感じてしまうのであれば、ここで本音を行ってくれるのは将来的にはプラスとなるのかもしれない。

 束縛をしないと話すたいしゅうは「されたら嫌だと思うから男子と2人で遊びにいってもいい」とのあとは真っ向の意見を示す。しかしこの真反対だからこその性格がのあの核心をついた。「嫌なことを嫌と伝えたら直してくれればいい」と言うのあに対し、たいしゅうは「それはのあができていない」と彼女のネックとなっている部分に切り込んだ。これにはのあもハッとさせられたようで、その後だんだんと想いをすり合わせていく方向に進み、最終的に「心配させないようにする」「嫌なことは話すようにする」と互いに折りをつけるという展開に。やっと希望が見えてきた。

 心の整理をしたいとたいしゅうと一旦解散したのあは、救いの「テレフォン」を使う。テレビ電話で先輩ここに電話をかけると先ほどのたいしゅうに対する引っ掛かりを相談する。「好き」という感情が芽生えているからこそ、のあはたいしゅうに少々不安があっても肯定してしまいそうな雰囲気を漂わせていたが、それにしっかりと「モヤモヤすることは聞いておいた方がいいと」制するここ。さすが先輩と言わんばかりに「もう1回聞いてみる」とのあも心の軌道修正ができていた。

 のあの決断は次週持ち越しとなる。不安を消し去り、気持ちを固めることはできるのか。恋ステ史上初の「二度目」のクライマックスを最後の最後まで見届けたい。

■番組概要
『恋する♥週末ホームステイ 2021春 Tokyo』
配信日時:毎週火曜夜10時~
配信チャンネル:ABEMA SPECIALチャンネル
配信URL:https://abema.tv/video/title/90-1503

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる