『恋ステ 2021春 Tokyo』第8話ーー告白前夜にえりやの気持ちに変化が！「今一番気持ちが強いのは……」

　そんなうたなから想いを伝えられたこうきだが、もうのあ一本に絞っているようだ。出遅れてはしまったが、後半にかけてのあとの距離をグッと縮めることができた勢いに乗り「こんなに夢中になったのは初めて」と情熱的な言葉を伝えた上で「最後まで考えて欲しい」と念を押した。

　ここからはさむ＆たいしゅうの「サプライズ合戦」が展開される。さむは突然リュックを背負い始め、何かを仕込んでいる様子。そこから出てきたのは手作りのアクアリウムだ。「タイムスリップしよ」と言い、先週の土曜日まで遡り“のあの誕生日”にアクアリウムの現在地を合わせる。のあが好きだと言っていたピンク色の花で作られたアクアリウムに「男の子からお花もらったの初めて」と感激しているところに、たいしゅうが登場。

　しかも後ろに電飾でピカピカに光る17本のバラの花束を隠し持って近づいてきたかと思いきや、さむもいる前で「先週誕生日だったからこれ、17歳だから17本のバラ。来年は18本のバラをあげるけ、待っててね」と伝え、実質宣戦布告。さむの前でのあの「初めて花束（しかもバラの）をあげた男」を更新する。

　これだけ互いに一歩も譲らず自身の取り合いが行われるのは、モテてきたであろうのあの人生のなかでもかなり貴重なのではないだろうか。あまりの怒涛のアピールに込み上げるものが一気にあったようで「泣きそう」と感極まっていた。

　さむは「のあと一緒にいられることになったら誰より幸せにできるから」と改めて自分の想いの強さをぶつけハグ（さむよ、先週ラストデートで決めたハンドシェイクの出番やいかに…）を交わし、たいしゅうは「のあちゃんに告白しようと思っちょうけ、明日待っとって。明日はまたドキドキさせる」と伝え、ここでもハグ。たいしゅうの方がどことなく余裕があるというか、空回りせずのあとの距離感を掴めているように見えたが、勝敗のつけどころがないほどのこの争いにのあは答えを導き出せたのだろうか。

　次週いよいよ男子からの告白回だ。やはり注目したいのは、えりやが誰の元に向かうのか。のあが誰を選ぶのかだろう。最後まで矢印が動きに動いた今シーズンの集大成を見逃さず刮目したい。

■佳香（かこ）
元出版社勤務。現在都内OL時々ライター業。三度の飯より映画・ドラマが好きで年間の劇場鑑賞映画本数は約100本。Twitter：https://twitter.com/Tominokoji

■番組概要
『恋する♥週末ホームステイ 2021春 Tokyo』
配信日時：毎週火曜夜10時～
配信チャンネル：ABEMA SPECIALチャンネル
配信URL：https://abema.tv/video/title/90-1503