『今日好き。鈴蘭編』1話ーー“今日好きの伝説”ゆずはの妹・みるきが参戦。キャラが濃すぎる継続メンバーも!

『今日好き。鈴蘭編』1話レビュー

 『今日好き』の旅を盛り上げる上で、ムードメーカーの存在は必要不可欠。彼らが率先して場を盛り上げ、大胆な行動を示すことで、周囲も自身の恋に積極的になるのだ。それではもし仮に、1回の旅に対して、複数人のムードメーカーが一気に集まってしまったら……。その答えは、今回の『鈴蘭編』が完結した時にわかるのだろう。すでに第1話を終えた時点でも、過去最高にテンションの高い恋模様が繰り広げられているからだ。

 『鈴蘭編』に集まったのは、男子4名・女子5名の計9名。うち7名は新規メンバー、残りは継続メンバーとして、前々回の『卒業編2021』より、楽観的な性格で戯れる子犬のような笑顔のあきら(古野瑛)と、“牛好き”という奇特なセンスと、“コミュ力”のステータス値が異常に高いまり(新塘真理)の2名となっている。

 そして、新規メンバーながらも、序盤から物怖じせずにエンジン全開なのが、ゆずは(雨宮由乙花)の実の妹であるみるき(雨宮未苺)。ゆずはといえば、ギャル雑誌『egg』の専属モデルとして、『今日好き』の歴史で過去最多となる6回の旅に参加し、好きな相手に対して出会い頭に「ギャル好きですか?」と“ぶっこみ”をしていた、まさに番組における伝説的な存在だ。

 対するみるきは、姉とは対照的な黒髪で見た目は清楚系だが、ゆずは譲りな“陽キャ”っぷりは、DNAで受け継がれた先天的なものか。あるいは後天的に雨宮家の教育方針で育まれたものか。いずれにせよ、彼女がこの後に猛アプローチを畳みかけるひろむ(大西大夢)を一眼見た際、「ガチイケメン! マジヤバい!」と大はしゃぎをする姿には、いつかの姉の影を思い出させられた。もはや継続メンバーの風格すら漂っている。そんなみるき、あきら、まりの3名を中心に、『鈴蘭編』は激動の恋模様を楽しめそうだ。

 旅の初日は、“赤い糸くじ”で決まった男女ペア4組に分かれて、テーマパークに繰り出すことに。まずは、メリーゴーラウンドでの2ショットを過ごした、はるく(小堀遥功)×まり。

 はるくの「明るい子が好き」という一言に「楽しませるわ」と自信満々に返すなど、まりのトーク力には相変わらず唸らされる。はるくは、そんなまりを第一印象で気になった様子。続けて、「気になる相手ともう会話をしたか」という好タイミングな質問を受けると、「うん話してる、いま」と、一呼吸を置いてさりげなく回答。そこからお互いに両想いなことがわかり、最後には呼び捨ての仲にまで発展するなど、幸先のよいスタートを切れたようだ。

 続いて、ジェットコースターに挑戦した、りと(西澤理人)×あやの(増田彩乃)。まりとみるきには及ばぬものの、こちらも開放的な性格のあやのに反して、りとにはどこかクールで無口な印象を受ける。だが、絶叫系アトラクションが2人の空気感を上手くほぐしていくと、徐々に笑顔と口数を増やすりとの姿を見ることができた。

 また、空中回転ブランコに乗車したのは、あきら×くるみ(池未来実)。こちらは、あきらがまり、くるみはひろむとお互いに別々の人が気になっているようで、それほど会話も弾まない様子。むしろ、お互いの健闘を祈っていただけに、カップルに発展する可能性は低いものかと思われる。

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