蝶が光る、しのぶが喋る‼『鬼滅の刃 DX 日輪刀 ~胡蝶しのぶ~』で印象的なシーンを完全再現してみた

『鬼滅の刃 DX 日輪刀 ~胡蝶しのぶ~』で完全再現してみた

 2020年に社会現象にまで発展した国民的アニメ『鬼滅の刃』。公開中の映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は日本歴代興行収入1位になり、2021年6月にはDVD化が決定しているなど、依然人気が衰える様子を見せない。

 そのような状況の中、2021年4月24日に株式会社バンダイは『鬼滅の刃 DX 日輪刀 ~胡蝶しのぶ~』を発売開始した。商品の予約は同年2月24日から開始していたが、各方面で間もなく予約数が上限に達し、いまだにキャンセル待ちや入荷待ちしている人もいるようだ。

 今回は、まだ商品を手に入れられていない人、話題のおもちゃの様子をいち早くチェックしたい人向けに、『鬼滅の刃 DX 日輪刀 ~胡蝶しのぶ~』の魅力を徹底レビューしていく。

『鬼滅の刃 DX 日輪刀 ~胡蝶しのぶ~』の概要

 『鬼滅の刃 DX 日輪刀 ~胡蝶しのぶ~』の大きな特徴。それは、テレビアニメでお馴染みの音声が全35種収録されているところだ。

 「蟲の呼吸 蝶ノ舞 戯(たわむれ)」や「もしもーし、大丈夫ですか?」など、アニメ中の名シーンを彷彿とさせる音声を始めとして、ストーリーのさまざまな場面を思い出させてくれる音声が多数収録されているので、きっと子どもだけでなく大人も鬼滅の刃の世界観に入り込んで遊べるだろう。

漫画やアニメとは一味違った胡蝶しのぶらしいデザインが魅力


 音声だけでなく、本体のデザインも見どころだ。全長約55cmと子どもでも持ちやすいサイズ感を始めとして、オレンジと緑でリアルに再現された柄は非常にカッコ良い。刀身には「蝶」のデザインが施されており、漫画やアニメとは違った形状ではあるものの、胡蝶しのぶらしさをしっかり感じられる。


 刀身のそれぞれの面には「悪鬼」と「滅殺」の文字が入っている。近くで見てみると虹色に光を反射しており、角度によって輝きが変わることから、つい「手に取って眺めてみたい」と思ってしまう。
 


 一通りディテールの観察をしたら、いよいよ電源を入れる。電池は単4電池2本(別売)を入れ、本体末端にあるスイッチをONにすると「こんばんは、今日は月がきれいですね」と胡蝶しのぶの音声が再生される。

 音声も非常にクリアなので、アニメで炭治郎が突然胡蝶しのぶに話しかけられたシーンを鮮明に連想できた。


 起動音だけでも十分感動したが、さらに魅力を感じたのが、刀身に付いている蝶が紫色に輝いているところだ。もちろん、発売前のバンダイ公式サイトやおもちゃの外箱を見て、蝶の部分が光ることは知っていたが、まるで蝶が羽を動かしているかのように思える光の強弱は、おもちゃでありながら生命力を感じられた。

遊び方は「各シーンモード」と「蟲の呼吸モード」の2種類


 『鬼滅の刃 DX 日輪刀 ~胡蝶しのぶ~』は遊び方が「各シーンモード」と「蟲の呼吸モード」の2種類に分かれている。「アニメのセリフを聞いて楽しみたい」「鬼との闘いをイメージして遊びたい」といった目的に合わせて遊び方を変えられるので、しっかりと遊びこむことができる。


 音声の再生やモードの切り替えは、柄に付いているボタンを操作することでできるようになる。ボタンを1回押せば収録されている音声が順番に再生され、ボタンを素早く2回押せばモードを切り替えられる。

 ボタンを長押しすれば1つの音声を繰り返し再生できるので、お気に入りの音声を心行くまで楽しめるだろう。


 ご紹介したように、『鬼滅の刃 DX 日輪刀 ~胡蝶しのぶ~』はお馴染みの音声が多数収録されているだけでなく、美しいデザインや光といった魅力があるため、アニメで登場する胡蝶しのぶになりきって遊ぶことができる。

 以前紹介した『鬼滅の刃 DX日輪刀』のように、刀身の付け替えや柄を振って音声を再生させることはできないが、また違った魅力を感じられたため、炭治郎バージョンを持っている人でも十分に満足できるだろう。

 『鬼滅の刃 DX日輪刀』との違いを比較する場合は、過去の記事も是非参考にしてほしい。

過去記事:『鬼滅の刃 DX日輪刀』で炭治郎になりきり!! 子どもといち早く体験してみた

■横井(合同会社スイフィット)
WEBライター。「文章の力で行動のきっかけを与えたい」をモットーに文章を執筆。小学生と幼稚園児の子どもを持つ父でもあり、最近は遊びと仕事が混同してきている。

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