『恋とオオカミには騙されない』第11話ーーなえなの、脱落からついに復活? 最終回直前“オオカミ”の性別も明らかに

『恋とオオカミには騙されない』第11話レビュー

 そら(井上想良)があおい(川口葵)を誘った太陽LINEデートからスタート。果たしてあおいへの気持ちで心が揺らいでいるつな(綱啓永)は現れるのだろうか。

 浅草で金魚すくいや飴細工を楽しむというデートを楽しむ2人。リーダーと副リーダーという他メンバーよりも少し落ち着いた雰囲気を持つ彼らにぴったりのデート内容だ。

 「なかなか自分の気持ちに思い切りがつかなかったけど、俺はあおいちゃんが好きです」そらは前回の月LINEデートでTakiに伝えたように、あおいへの気持ちを固めたことを伝える。

 第一印象から中間告白とそらに想いを寄せてきたあおいだったが、Takiのこともあり、そらの気持ちが一本化されることはなかった。ここにきてあおいにとっては嬉しい展開となるが「そっか……」と言葉が詰まらせる。

 そんな不穏な空気を漂わせたタイミングでつなが登場。あおいはほっとしたような表情を浮かべており、序盤から続いていた三角関係が再び浮き彫となる状況に……。

 つなは、りょうか(吉田伶香)から月LINEで想いを告げられたことに対し「嬉しかったけど99%喜んでいて、1%頭の中にあおいがいた」と率直な心境を伝えたうえで「あおいには幸せになってほしい。そらだったら信頼しているから……」と話す。対しあおいは「さっきそらくんから好きと伝えられたとき『自分も』って言えなかった。それはまだ自分が迷っているからだと思う。でもこれだとつなくんがりょうかちゃんにいけないから……」と互いに想いがあるはずなのに、忖度をし合うことでなかなか気持ちに踏ん切りがつかないようだ。「好き」と伝えるだけで決着が着く状況で、その二文字を発することがこんなにも難しくなってしまった。 

 今シーズンで唯一安定感を持つ両思いペアがみちゅ(長谷川美月)ともくだい(杢代和人)だが、ちょこ(りゅうと)がみちゅのことを気になっているということが分かりこちらも三角関係に。想い合っている仲に入っていくことに対し「申し訳ない気持ちもある」と話すちょこ。しかしその発言とは裏腹に、「好き」という文字を手に書き、ブラックライトで照らしてみちゅに見せるという巧妙な仕掛けを披露し、攻めの姿勢を崩さない。積極的なちょこの行動にみちゅの心は動いてしまうのか……。

 話があるとつなを呼び出したりょうかは「私はつなくんが好き。気になるとかじゃなくて」と告白。そらに続き「気になっている」ではなく「好き」と伝えたりょうか。最終告白が迫った今、つなとあおいには自分に本気の気持ちを見せてくれる相手がいる状態となった。互いにどちらを選ぶのか。はたまたこの中にオオカミがいるのか。

 ついに迎えた作業最終日。アトリエで作ったものをキャンプ場に運び込んでいく。仕事の合間を縫いながら、慣れない作業にも挑戦してきたメンバーの汗と涙が詰まったグランピングサイトがついに完成した。

 しかし、DIYを監修した岩西さんから「完璧、と言いたいところですが……」との発言が。安全面にまだ問題のある箇所があるとのことで、審査を通過することができず、修正の作業は夜遅くまで続いた。

 安全面もクリアし、実際にお客さんが使用できる状態になったということで待望のグランピングサイトは完成!メンバーからは安堵の表情が見られ、自分たちが作り上げた場所でのキャンプはより一層楽しそうで、エモーショナルな一時であった。ちなみにこのグランピングは実際に利用することができ、現在予約受付中だ。

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