次のヒロミ&所ジョージは誰だ? さらば青春の光・森田哲矢の「DIYチャンネル」が人気拡大中
さらば青春の光・森田哲矢の「DIYチャンネル」が人気を集めている。
DIYを趣味とし、その趣味活動の一端をYouTubeで発信する芸能人は多い。そんな、タレントによるDIY動画を主要コンテンツとする「DIYチャンネル」の中で、現時点で最高峰に位置するのが、登録者数93万.9人のヒロミによる「Hiromi factory チャンネル」と、登録者数52.7万人のバッドボーイズ・佐田正樹による「SATAbuilder's」だ。
このほかにも、所ジョージの「所さんの97チャンネル」をはじめ、タレントのユージによる「ユージのDIY HERO」、元ハローバイバイ・金成公信として活動していたお笑い芸人・千葉公平の「西成ハウス」、ピン芸人・タケトの「タケトDIY」など、様々な芸能人がDIYチャンネルを運営している。
DIY好きをはじめとした多くのYouTube視聴者の目に触れる可能性がある以上、それ相応のクオリティの“作品”を提示しなければ、「いいね」はもらえないし、チャンネル登録者数も増えない。というよりも、DIY動画として成立しない。そのため、当然と言えば当然なのだが、DIYチャンネルに挑戦するタレントたちは、もともと標準以上のDIYスキルを有している者がほとんどだ。
しかし、森田はDIY初心者。他のDIYタレントたちのように家具を作ったり、自宅をリフォームしたりした経験はなく、「空き時間にDIYのYouTubeを見てるだけ」とのこと。今回、チャンネルを立ち上げたのも、「Hiromi factory」や「SATAbuilder's」、そして、所ジョージが「世田谷ベース」での日常を届けている「所さんの97チャンネル」などに感化されたことが動機なのだという。そのためチャンネル名は、「世田谷ベース」のニュアンスに、さらば青春の光の個人事務所「ザ・森東」がある五反田の地名を加えて、「五反田ガレージ」としている。
「五反田ガレージ」のテーマは、“他力本願”に尽きる。昨年10月23日に公開された「さらば青春の光 森田 DIYチャンネルはじめました。」と題した初回動画で森田は、DIY経験のある親しい作家・廣川に、DIYにまつわる作業のほとんどを丸投げすると宣言した。その言葉通り、事務所にウッドウォールをこしらえる時も、仲の良い芸人・バイク川崎バイクの自宅をリフォームする際も、基本的には廣川任せ。森田は最初にちょこっと手伝うだけだ。すぐに仕事に出かけ、完成する頃に戻って来て、その出来栄えを見て「ええやん」と言うまでが、チャンネルの様式美と化している。
さらに、3月7日に公開された動画では、新事務所を借りることをほのめかしたうえで、「新事務所・森田宅をDIYしてくださるユーチューバー募集中」とテロップと問い合わせ先まで表示していた。DIYは作家やYouTuberに任せて、森田は現場を見守るだけ。いや、見守りさえせずに、DIYの機会だけ提供し、あとはノータッチというスタンスが、DIYチャンネルとして極めて斬新だ。